050751 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

環境問題の科学

環境問題の科学

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ヴァルフリート

ヴァルフリート

Calendar

Favorite Blog

 ブログ版・一杯の… eco-windさん
さんぽみち maruko1659さん
  新自然回帰線 … charberryさん
横井小楠の天道をめ… ぱぱもこなさん

Comments

エコ反対@ Re:エコ生活(06/23) RE:エコ生活さんに、共感、応援の方、…
みとられん@ Re:エコ生活(06/23) クーラー使わん、って何? せっかく人類が…
名無し@ ところが残念 二酸化炭素は原因じゃない事が明らかに成…
海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/2j5310l/ 俺…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! http://feti.findeath.net/g-hg92o/ 今日…

Freepage List

Headline News

2007.05.26
XML
カテゴリ:温暖化
image2.jpg
1991年~1993年は懐疑者いわく
肯定論者にとって都合が悪い時期のようだ
なぜなら、CO2濃度が上昇していない(?)
時期があるからさ、この時期があるから
懐疑論の本を作り、嘘をついてお金儲けすることが
可能なのですね。
この時期CO2濃度が殆ど上昇していない(ようにみえる)ということは
観測事実として認めてもいいでしょう。
でもその後の懐疑論の論の展開は大問題です
今回はその大問題となっている理論が
定量的にどうなのかということを比較
検討して懐疑論の根本的な理論の何が間違っているか
をしめしたいと思う(_ _
まずKeeling博士のデータを紹介しよう。

今1990及び1991年に近い濃度(0.7±0.2ppm程度<このはばは適当>)
上昇をしている年で気温が例年より上昇している年には○
そうでないものに×をつけて区分しますね。
(偏差は一定だから一年前の偏差の差が負なら減少
一年前の偏差の差が正なら上昇というみつもりかたで気温
に○×をつけます。証明は容易でn年目の偏差が
Pn-X=Qn<Xは平均値でPnは系列の数値>ならn+1年目の
偏差の差においてQn+1-Qn=Pn+1-Pnが成り立ち偏差の差をみれば
例年にくらべて気温が上昇しているか減少しているか
判定できるでしょう。これが正ならば上昇しているし
負なら減少していると断定できるわけさ。濃度の上昇率と
気温の上昇率の対応を考えるのさ。)
年  濃度(ppm)濃度差
1959 │316.91 │0.91│○
1960 │317.63 │0.72│×
1961 │318.46 │0.83│○
1962 │319.02 │0.56│×
1963 │319.52 │0.50│×
1964 │320.09 │0.57│○
1965 │321.34 │1.25│
1966 │322.13 │0.79│○
1967 │324.60 │2.47│
1968 │325.65 │1.05│
1969 │326.32 │0.67│×
1970 │327.52 │1.20│
1971 │329.61 │2.09│
1972 │330.29 │0.68│○
1973 │331.16 │0.87│×
1974 │332.18 │1.02│
1975 │333.88 │1.70│
1976 │335.52 │1.64│
1977 │336.89 │1.37│
1978 │338.67 │1.78│
1979 │339.95 │1.28│
1980 │341.09 │1.14│
1981 │342.75 │1.66│
1982 │344.44 │1.69│
1983 │345.86 │1.42│
1984 │347.14 │1.28│
1985 │348.99 │1.85│
1986 │351.44 │2.45│
1987 │352.94 │1.50│
1988 │354.19 │1.25│
1989 │355.62 │1.43│
1990 │356.36 │0.74│×
1991 │357.10 │0.74│×
1992 │358.86 │1.76│
1993 │360.90 │2.04│
1994 │362.58 │1.68│
1995 │363.84 │1.26│
1996 │366.58 │2.74│
1997 │368.30 │1.72│
1998 │369.47 │1.17│
1999 │371.04 │1.57│
2000 │373.08 │2.04│
2001 │375.61 │2.53│
2002 │377.43 │1.82│
まあ説明し忘れていたが横に書いてある数字は前年のCO2濃度と
その年のCO2濃度の差の絶対値である。
一年前と比較してどれだけppmが
増加しているかが数値的にわかるよね。
(データはなおANNUAL-FITTEDを用いている)
懐疑論者(気温が上昇した結果CO2が上昇する説を支持するもの)
いわく、1991~1993年にかけて火山の噴火が起きて、その時発生した
エアロゾルが大気を冷却したそうだ(ピナツボ火山の噴火↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%8A%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%9C%E5%B1%B1
私はこの火山の噴火に伴うエアロゾル(SO2など)が
太陽光を遮ったりして大気を冷却したという
仮説はある程度妥当性があると思うんだな

この理論を信じる人が多いことに
おおきく問題はないと思う。問題は

その火山のエアロゾルによる冷却に伴って大気中のCO2濃度は
上昇しなかったと考えている懐疑論者が
あまりにも多く、この理論が真だと
誤解している懐疑論者があまりにおおいことだ
この理論は完全な誤解と言わざる終えない。

上の前年と比較してどれだけ上昇しているか
と言う数値を見てもらいたい。この数値だけを
抽出してグラフを作成すると
まず前年と比較しても常に正の上昇量
をもつから参考資料のようになんとか
一定の温度にしようと綾里の観測
データに横線を引いているけど
常にこの関数は増加関数であり
増加していないように見ようとすることが
すでに不自然なことである。グラフのように
視覚的に訴えかける情報は特に注意して欲しい
視覚的情報が真ではなく、数値によって導かれる
結論こそ真だからね。
次に1991~1992年と同じような上昇をしている
時期を何個か確認できるのではないか?
これはマナウロアでやろうがBARROWでやろうが
ほとんど結果は同じで例年と比較して大体似たような
上昇をしている時期を数箇所確認できるわけで
同じ上昇率にもかかわらず気温が例年より減少している
ときもあれば、気温が例年より上昇している時期もある。
気温が減少しようが上昇しようが1991~1992年
と同じ上昇率でCO2が上昇している時期を複数確認できる
仮に気温が減少した結果CO2が減少すると言う
説が真ならば、(逆に気温が上昇した結果CO2が上昇する
という説が真ならば)×や○等ほぼ半々程度に分布するものか
気温が上昇しようが減少しようが同じ上昇率でCO2が増加する
のはどういうことなんでしょう?
逆にこのことは肯定論者にも言えそうだね
CO2が上昇した結果気温が上昇するなら
CO2が上昇しているのに気温が例年よりも
減少している時期もあると、要するに
懐疑論者がついているポイントはグレーゾーンなんですよ
温度は様々なファクターによって変わるし
これら少しの例外は今後どうしてこんな
変な自体になっているのか研究が必要だと
私は思います。そしてこのような
懐疑論に対しても肯定論に対しても
グレーゾーンをついたところで
懐疑論が真になるようなことはないな





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.06 08:36:10
コメント(0) | コメントを書く
[温暖化] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.