テーマ:鉄道(22068)
カテゴリ:交通
おはようございます。
今回は旅行記ではなく、先日京都に行った際に乗車した叡山電鉄をピックアップしたいと思います。 叡山電鉄は京都市北部を走る私鉄で、出町柳(京都市左京区)から八瀬比叡山口(京都市左京区)を結ぶ叡山本線と途中の宝ヶ池(京都市左京区)から鞍馬(京都市左京区)を結ぶ鞍馬線の2路線から成ります。 元は京福電気鉄道の路線でしたが京都市電廃止以来独立路線になってしまい、赤字がかさんだ為1986年に独立し、叡山電鉄となります。1989年10月に京阪電気鉄道鴨東線が出町柳まで開通して連絡すると乗客は一気に増加しました。現在は地下鉄の延長なども影響して減少気味のようですが、ワンマン化などの一層の合理化がはかられているようです。 車両は大きく分けて4タイプに分かれます。 900形「きらら」 鞍馬線の自然豊かな車窓を楽しんでもらおうと企画されたパノラマミック電車で大きな側窓とユニークな座席配置が特徴です。車体色がメープルレッドの901号とメープルオレンジの903号の2本が鞍馬線で活躍しています。なおきららの運用は叡電HPで掲載されているので乗車される際はチェックしてみてください。 800形 800形は京阪鴨東線開業で乗客が増加したのを受けて製造した車両です。 最初の2本(801・802)は純新製車両でしたが3本目以降(811~)は京阪大津線の車両の廃車発生品を使用したため機器配置が違いますが車体はほぼ一緒です。 815編成は「ギャラリートレイン・こもれび」として外見に鞍馬の自然をイメージしたラッピングが施されています。 鞍馬線の主力として活躍しています。 700形 旧型車両の置き換え(ワンマン化・冷房化)のために導入された車両で710形と720形は旧型車両の機器を流用したため吊り掛け駆動で登場しましたがのちにカルダン駆動に改造されています。730形は京阪車の機器を流用しており、最初からカルダン駆動でした。 叡山本線の主力として活躍中で、現在塗装変更が進んでいます。 他に600形が在籍していますが、非冷房でワンマン運転に対応していないため予備車となっています。かつての濃淡グリーンの塗装を残している車両です。 今からが叡山電鉄の1番いい季節ですね。もみじのトンネルを走りぬける叡電に皆さんも1度乗車してみてはいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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