ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ・テイ2015:サンドロ・ファイ
本日のワインは、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ・テイ2015年、生産者はサンドロ・ファイです。ヴァルテッリーナといえば、ただでさえ寒いロンバルディア州の最北。かの地ではピエモンテ(というか一般的に)でネッビオーロ種と呼ばれている「キアヴェンナスカ」メインのワイン造りがなされています。こちらは、キアヴェンナスカ90%の他は、メルロ、ブルノーラ、ロッソーラ、ピノーラ(メルロ以外知らない)との事です。さて、感想です。ネッビオーロらしい透明度の高い暗めのガーネット色。グラスからは甘めのバラの香りとヨード香が漂ってきます。口に含むと、ストロベリーやクランベリーのフレッシュな香り、そしてプルーンも。活き活きとした酸味がありますが適度に丸みを帯びているため、大変飲みやすいです。ザ・ミディアムって感じで、コクやボディもそんなに強くはないですが、果実由来で主張しすぎない甘さや旨みをうまくサポートしているような印象です。