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カテゴリ:健康・ダイエット
みなさん、こんにちは。
早速、医薬品の副作用公表 HPがアクセス殺到し、パンクしたようです。 独立行政法人医薬品医療機器総合機構のコメント。 「アクセスが1日平均の約63万件(2004年度)を大きく上回った。予想外だった」 国民の医薬品副作用への関心の高さは相当なものですね。 逆にお役人の認識の甘さをまともや露呈してしまいました・・・・・ 病原体を特定するのに基準(クライテリア)があります。 この基準を満たして初めてその病原体が病気の原因であるといえるものです。 これは細菌学の父といわれるロベルト・コッホの研究から導き出されました。 (結核菌の発見(1882年)で知られるドイツの細菌学者。▽ゲッチンゲン大学で医学を学んだのち,ウォルシュタイン地方で衛生技師をつとめるかたわら,炭疽病を研究し,炭疽菌を純粋培養することに成功した。またこの研究で,細菌固定法,染色法,顕微鏡写真撮影方法などを考えだした。1883年にはコレラ菌を発見,1890年には結核結核の予防法としてツベルクリン法を発見した。翌年コッホ研究所の所長となり,ベーリングや北里柴三郎などのすぐれた弟子を育てた。◇1905年にノーベル医学・生理学賞を受賞。 ) その基準をコッホの三原則といいます。 あまりにも有名ですので、ここでご紹介しておきたいと思います。 コッホの三原則 1.その病気に罹った患 者の病巣から、その病原体が必ず検出できる。 2.単離精製された病原体を健康な個体(実験動物)に接種すると、その病気を引き起こすことができる。 3.病気になったその個体の病巣から再び同一の病原体が検出できる。 例えば、野口英世が取り組んだ「黄熱病」。 当時は、「黄熱病」の病原体は未知の細菌と考えられていました。 しかし・・・・・ これは病原体がウイルスでしたので、当時の光学顕微鏡では検出不可能でした(電子顕微鏡でしか見れない)。 したがって、コッホの原則1すら満たすことができなく、野口英世は自らが黄熱病に罹り、この世を去りました。 さて、問題は異常プリオンというタンパク質が感染体かどうかという問題。 ノーベル賞受賞のプルシナーの主張は本当なのでしょうか? これをコッホの三原則に則って検証していきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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