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テーマ:子供の病気(2166)
カテゴリ:健康・ダイエット
みなさん、こんにちは。 近所の桜が満開になっています。 日本の桜を見学に諸外国から来られています。 ただ、日本人の桜見のドンちゃん騒ぎは理解不能かつ不愉快極まりないという投稿が『ニューズウイーク』紙に載っていました。 同じ日本人である私も理解できません・・・・・・・ (転載開始)
(転載終了) これは決定的な症例ですね。 今までにもこのような症例はあったと思いますが、小児科医も多忙とタミフル妄信のために見過ごしていたのだと思います。 インフルエンザキットの検査結果が陰性であっても、インフルエンザの可能性はあります。 しかし、この女児の受診時の熱はほぼ平熱でした。 インフルエンザ脳症は考えにくいでしょう。 現代医療では、一番高い医学的証拠(エビデンス)を得るために、ダブルブラインド試験というテストをします。 インフルエンザでない人、インフルエンザに感染している人の両群にタミフルを投与、かつインフルエンザに感染している人にタミフルを投与しないという治療分けをし、異常行動に差が出るかどうかを見るものです。 これでインフルエンザでない人にタミフルを投与して「異常行動」がでれば、論外の結果。 これをパスしたとして、 インフルエンザに感染している人に対して、タミフルを投与した場合と投与しない場合の「異常行動」に差がなければタミフルは一応保留つきで「無罪」となるわけです。 しかし、こういった試験は倫理上・安全上問題あることが多く、ほとんど不可能に近いものです。 何もないのに、自分の子供にタミフルを飲ませたくないですよね・・・・・ また、こういった大規模な臨床試験には相当の費用がかかります。 ですから、現代医療では、一番高い医学的証拠(エビデンス)というのは、実証するのが大変むつかしいのです。 いきおい、製薬会社が用意した結果を鵜呑みにして後から大問題になるのです。 タミフルに関しては、日本の官僚の悪いところが如実に出ましたが、大きくは日本は国際資本家の被害者ですね。
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Last updated
March 29, 2007 09:23:15 AM
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