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あんどうりす の りす便り

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2005年07月06日
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カテゴリ:育児
 おっぱいは、魔法だった。眠い時、ゆるゆると眠りに導いてくれる。ぐずったとき、おっぱいさえあれば万事解決だった。持ち忘れて困ることもなければ、温めることもない。熱がでたときも水分補給も栄養も心配しなくていい。哺乳類の赤ちゃんの生活に必要なことを、オールマイティで解決できるもの、それがおっぱいだった。

 魔法を手放すのは、勇気がいる。だいじょうぶなんだろうか?息子は1歳10ケ月になった。しかし、1歳6ケ月のとき、私があまりにも悲しくなって、体調を壊して、途中で断念している。今度は?息子のほうも、そのときは、あんぱんまんを画いたおっぱいに怯えていた。こわい。。と言ったり、おっぱいがあんまんに。。とつぶやいていて、笑顔がなかった。怖がらせて辞めさせたくはない。。お互いが落ち着くまでしばらく待った。

 そして、6月30日。再度断乳にチャレンジすることにした。
 このとき、前回とは、全く違ったことがいくつかあった。
 まず、わたし。前回は、体がきつくなっていたので、とにかく辞めたかった。しかし、今回は、息子の状況に応じて、飲みたければ、まだまだいいやと、ゆるやかな決意になることができ、肩の力が抜けていた。
 対して、息子のほうが、乗り気であった。常にへばりついて、何かとパイパイとくっついてばかりの彼が!「パイパイ辞めようか?6月30日に?」というと、いつもは、なんでも、「やだ!」とか「え?」とか言ってるのに、殊勝にも、「ハイ」と答えたのだ。あー。びっくりした。ハイだってさ。しかも、へばりつきながら、飲みながら答えるので、わかってるはずだろうから、いいのか~~そっか~と母は驚いたのだった。
 そして、6月末、3つの事件があった。
 まずひとつ。おとまりさきの、同い年の子に「おっぱい飲んでる~」と驚かれたこと。ここまでは、彼はだまっていた。しかし、お隣の小学生のふたごのおねーちゃんに、「まだ飲んでるの?」と驚かれた時、彼の中で、何かが変わった・・ように母は思えた。夜になって、ふたごちゃんの名前を言って、「まだ飲んでるの~って言った」と何度も言いつづけたのだ、笑いながら。そして、極めつけ。仲良しの同じ月齢の男の子と一緒に遊んでいる時、彼は、1ヶ月前におっぱいを辞めたのだが、とっても誇らしげ、かつおどけながら「もうおっぱい飲んでないよ~~ん」と両手を広げ、よ~のところで、左斜め上を見上げるポーズで言われたのだ。息子もすごいうけていて、ふたりで何度もやってケラケラわらっていた。家に帰っても、そう言われたと繰り返し、言っていた。
 そんなわけで、これは、決行してみるか。。ということで、その日を迎えた。

 朝、昼は普通にあげて、お昼ね後、また母乳相談室の茂木さんのところに行った。
 あれほど、乗り気だったのだが、ケアのため、わたしがベットに寝ただけで、案の定、かーちゃんあっち行こう!と泣きながら連れ出そうとしはじめた。。あんぱんまんの絵を描こうとしたら、ないないと止められた。描かせることすらしてくれない子は、初めてだったそうだ(^^;)
 描くと止めなきゃならない・・止めようとは思っているけど・・でも。。彼の心の揺れが伝わる。「ヾ(^_^) byebyeしようね」というと、「もうちょっとパイパイ飲む」というので、のませる。でも、描くのはあいかわらず、嫌だという。結局、何も描かずにないないだよと言って、茂木さんのところを後にする。

 やっぱりまだ早いのかな?わたしも、少し揺れ始める。
 しかし、前回のように私が動揺することが少なかったのは、経験と、それから、フラワーバッチのレメディつくりのおかげかな?simangさんアドバイスと土屋助産婦さんのお言葉「やっぱり断乳には、ウォルナット!」ってことで、ウォルナット・チコリ・スクレランサス・オリーブ・オークのブレンドを飲んだ。

 なるようになるさという気分だった。
 彼が止めたいと思っているのに、体がいうことをきかなくてぐずっているようだったら、親として、ちゃんと導いてあげよう。まだ、無理ならば、延期しよう。とにかく、じっくり観察して見極めよう。。そう思うことにした。

 家に帰って、ひと段落したら、やはり「もうちょっとパイパイ」と言った。夫と一緒に「パイパイはナイナイだよ。あんぱんまんにあげちゃったんだよ。」といって、一緒に絵を描くことにした。すると、今度は嫌がらなかった。夫のほうにも、描いてみた。喜ぶので、夫のおへそにも描いた(^^;)腹芸のように、あんぱんまんを動かすとおおうけで、爆笑。おもしろがって、何度もみていた。わたしのへそにも描けと息子にいわれたが、丁重にお断りした(^^;)

 絵を描くのは、気持ちを切り替えるのに有効だと思った。こわがらせているわけではなく、なんというのか、遊びながら導いてゆくかんじ。キャラクターを描くのには抵抗があったのだが、前回そうだったし、それから、何故かあんぱんまんが好きになったようなので、あんぱんまんでいくことにした。どんな絵でも乳輪と乳頭を塗りつぶすことがポイントなのだそうだ。生物学的に意味があるのだろうか?妊娠して母の乳房の色が変わったら、飲まないというサインの応用だとか、そんなこと?ともあれ、今回は、決行楽しみたがら、かけた。やはりとーちゃんのヘソが、一番大活躍であった。

 そうして、その場は、うまく切り抜け、難関の夜に突入。が、バランスボールで揺れていたら、パンパイ飲みながらネンネしかできなかったのに、寝てくれた。いやまだ、安心はできない。最難関は、夜、目が覚めた時なのだ。 つづく





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Last updated  2005年07月06日 11時23分09秒
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