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翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2008.06.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類

わが社で、仕入れしている商品は、

ほとんど買い取り条件で、
メーカーへは、返品しません。



・・・・・えっ~、本当ですか?


「わたしの店は、オーナーの考えで、委託仕入れで、残れば
メーカーへ返品しますよ。」とあるライバル店の店長が言います。


わが社では、
特に、社長であるわたしが、この業界の委託販売を嫌っているのです。

 



百貨店は、ほぼ、委託販売で、残れば、

すべて、メーカーへ返品します。(婦人服専門店も、多いです。)

近頃は、消化仕入れ条件も、多くなったようです。

 

当然リスクは、メーカーにあります。

すると、どういうことになるか???

 

販売価格が、上がるのです。

 



わたしは、東京スタイルというアパレルメーカーに
勤めていた時、

委託販売で、苦労した人の1人です。

 

自分自身が、苦労したので、委託条件は、基本的に

やりません。(一部、イベント・催し物は、委託条件になります。)

 



どうして、百貨店の仕入れ担当者は、

基本的に買取商売をしないのか?

それはね~、お客様の顔見て、仕入れではなく、

上司の顔を見て、委託というリスクの無い仕入れをするのです。

 当時の百貨店の婦人服の担当者は、買取条件を嫌っていました。

(中には、買取条件を取り入れていたバイヤーさんもほんの一部

いました。)




委託販売では、本当に、本当に、本当に、


良い品は、揃えにくいと


思いますよ。

 



当時の私(東京スタイル時代)

人事異動で、地方百貨店担当になって

買取商売の厳しさを
身につけました。

 

 



ある地方百貨店の婦人服バイヤーが言います。

「地方には、地方にある地域密着型というのがある。

都会の百貨店にはない、顔と顔がわかる商売がある。」

 

 

「条件が買い取り。これが、緊張感となって、商品構成上

必要なる商品が、必ず入荷してくる。」と

私に、教えてくれました。

 



今の私も、はっきり言って、 委託商売が嫌いです。


真剣味が、なくなるのです。


条件が厳しいアパレルメーカーほど、

売れます。

(支払い100%です。

支払日を指定されます。)


お客様に、人気があるのです。


 

 

 



今から、17年ぐらい前の話しです。



買取商売は、取引先に返品や、値引きを要求することは、

できません。


でも、売れ筋商品や、新製品が、早く入荷してきます。




わたしは、ココに目をつけ、

業界の常識の逆を始めたのです。

(委託販売が、多い時代に、逆のことに目を向けたのです。)


最初は、心配で、心配で、眠れませんでした。

 



でも、お陰さまで

我が店が、じょじょに、人気が出てきたのです。


返品できない、だから、真剣になれるのです。



買取だから、メーカーにも、意見が言えるのです。




メーカーにいる、そうあなた、あなたですよ。

営業マンの30歳前半のあなたですよ。

買取の怖さを知ってくださいね。


売れなければ、当然、仕入れ金額が減るのです。

実は、買取りは、小売店にリスクあるのではなく、

メーカー側にあるというのが、私の持論です。


売れなければ、仕入れしなければ、いいのですから。


この考えで、今まで、商売をしてきました。

今後もわたしは、この買取商売を続けます。



だから、営業マンも、意識して、我が店を

細かく、見てくれるのです。

 

 

 

 



・・・・・・この話しは、独身時代の話しです。


もう、毎週、毎週、東京へ、出かけ

新しい取引先を探したり、売れ筋を集める努力もしました。


時には、お客様に頼まれた商品が無くて、

新宿伊勢丹の出かけ、販売価格で、購入して

お客様に届けたこともありました。

 

 利益は、ゼロ。

経費を考えれば、マイナスです。

 

 



毎日が、真剣勝負なのです。

お客様の喜ぶ顔が、見たくて

本当に、本当に、本当に、一生懸命、私は、商品を探しました。


そのお陰で、売り上げも上がり、少しずつ


人気が出てきました。

 

 

参考になりますか???

 

 






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最終更新日  2008.06.18 07:36:43
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