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テーマ:政治について(19884)
カテゴリ:政党関連ニュース
靖国問題に関する小泉首相の10日の発言内容
小泉首相が10日午前、靖国神社参拝問題に関して記者団に語った内容は次の通り。 --8月15日の靖国参拝だが、首相は昨日「公約は守るべきだ」と発言した。一方、平成13年8月13日に参拝したときには「幅広い国益を踏まえ諸課題の解決にあたる」と、近隣諸国に配慮する談話を発表している。この整合性についてはどう考えるか 「整合性というと面白いんですね。メディアは『必ず公約は守るべきだ』という。守らないと批判する。守ると、自分たちの意見に反対するのは『守らなくていいんじゃないか』と批判する。そうすると、今度は仮に公約を守らないとね、『何で守らなかった』と批判するんですね。何でも批判するのはメディアだけども、そういう点についても今までメディアの人たちもどう判断するか、私は面白いと思っているんです。整合性とかありますけども、私は靖国神社参拝を批判するというのは自由だと思ってるんです、誰でも。しかしね、どの国でもね、1つの問題、2つの問題、2、3の問題は意見の違いとか対立はあるんです。その1つの問題で意見が違うからね、首脳会談を行わないというのはおかしいと思いませんか。それについて皆さん、はっきり態度示さないね。もし私が1つの問題で対立する国とね、首脳会談を行わないと言ったら、私を『その通りだ』というか、おそらく批判するでしょうね。『靖国参拝で小泉が参拝するなら首脳会談を行わない』という中国、『その通り』と皆さん思ってるんですかね。日本の首相が2度と戦争を起こさない、戦没者に対する哀悼の念を表明するために靖国神社に参拝する、これ私は当然のことだと思ってますし、8月15日ならず、いつ行っても批判しているんでしょう。いつ行っても同じですよ。そう思いませんか。 --それは8月15日か 「15日だろうが、13日だろうが、4月だろうが、10月だろうが、1月だろうが、いつ行っても批判してるじゃないですか。いつ行っても同じです。それは今までの積み重ねだ。経験ですよ。日本のマスコミもちょっと目覚まさないとね。ただいつも首相を批判すればいい、賛否両論あるんですから。公約を守った場合には批判する、守らなければ守らないで批判する。よく私を批判するね、テレビの評論家とかコメンテーターにね、そういう意見聞いてみたいね。何でも首相を批判する。それは首相を批判すればかっこよく見えるからいいんだろうけどね。少しは冷静に目を覚ましてもらわないと。1つの問題で首脳会談を行えないのはいいのかどうか。私は日中友好論者ですよ、今まで。話し合いをしてきましたよ。他の閣僚、他の分野、交流は進まってますよ。経済関係も深まってますよ。そう思いませんか。日本の首相がどこの施設に参拝しようと、批判されるいわれはないんです。戦争の反省をふまえて、戦後61年間、1回の戦争もせず、巻き込まれずに、平和国家として発展してきたんですから。まさにこれが過去の戦争の反省をふまえて日本が進んできた道です。現実が証明している。アメリカと協力すると『アメリカ追随』、中国と意見が違って協力しないと『アジアから孤立する』。全然孤立してませんよ。さまざまな国と交流が拡大、発展してます。中国と韓国も含めてね。見方がみんな政治的な意図ばっかりでね、政府を批判すればいいというだけじゃ正確な戦略なり見通しは立てられませんね。そう思いませんか。メディアも冷静に考えていただきたい。 --首相の心はもう8月15日で決まっているか。 「適切に判断しております、いつも」 5年間、この問題で批判を続けてきたメディアに一喝って感じですな。 小泉さんの言いたい事はよく解りますよ。公約云々の下りと、メディア云々はね。保守系の言いたい事を、全部言ってくれたようなもんですよ。 いやね、こうやって切れちゃっても、最後は自分の言いたい事を国民に向かって発言する。その為にはマスコミを、特にTVメディアをうまく使う。その結果、政権は長期に渡って維持される。ポピュリズムなんて言いますが、それだけ国民が関心のある事、国民の印象に残る物言いをして来たってことですよね。 全部、完璧に成功したわけでは無いかも知れませんが、誰も手の付けれなかったことに踏み込んだのは、素直に評価するべきだと思います。 楽天ブログ★アクセスランキング 登録してみました。クリックしてくれると、励みになります。 宜しくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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