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テーマ:政治について(19891)
カテゴリ:新聞
【産経抄】4月11日(産経新聞社IZA!)
選挙期間中の猫をかぶったかのような笑顔は、どうにも気持ち悪かったが、大差で当選したとたんにいつもの慎太郎節が戻ってきた。 「神戸の地震で(自衛隊派遣を求める)首長の判断が遅かったから2000人余計な人が死んだ」という石原都知事の発言に、兵庫県の井戸敏三知事が「いい加減な議論だ」とかみついた。 ▼「自衛隊の派遣要請の早さと、犠牲者の数は阪神大震災ではあまり脈絡のないこと」と井戸知事は語る。確かに2000人は誇張気味だ。でも、どうして迅速な自衛隊派遣が人命救助と「脈絡がない」といえるのか。 ▼震災当時、知事は自治省のお役人だったので、状況がよくおわかりでないのだろう。それなら教えてさしあげる。前任者が、公用車の迎えを待って県庁に登庁したのは、地震発生から2時間以上もたってからだった。 ▼自衛隊への派遣要請はそれからなお2時間近くかかり、しかも“要請”したのは、一係長だった。当日は午後2時をまわっても出勤した県職員は2割に過ぎず、震災直後の県庁の対応は最悪だった。 ▼井戸知事は「公的な救済機関が入る以前に、地域の防災力をどう高めるかが緊急時の人命救助にとって一番大事だ」とおっしゃる。だが、がれきに埋もれた人々を助けるには、自衛隊をはじめとする「公的な救済機関」の一刻も早い投入が不可欠だ。 ▼阪神大震災の死者のほとんどは即死に近い圧死というが、死人に口なしとはいかない。がれきの下から声が聞こえ、近所の人たちが必死で助けようとしてかなわず、 「もっと早く救助隊が来てくれれば」と涙にくれた悲劇も少なくない。12年前の大失態をろくに反省していない首長をもつ兵庫県の人たちは夜も眠れなくなるのではないか。 当ブログでのメモです。 さて、時系列を追って頂ければ解ると思うのですが、震災が発生してから、およそ4時間30分掛かって出動要請が自衛隊に入りました。しかも、知事を当てにならんと感じたのか、防災係長の独断で要請を行っている訳です。兵庫県知事が海上と航空自衛隊に災害派遣要請を出したのは、その日の夜です。 確かに石原発言は誇張かも知れませんが、「自分達に非が無い!」と言い切れる程、あの時のお前達は最善の行動を取れたのか?と聞きたい。 兵庫県に住んでるのが、嫌になってきた・・・ 楽天ブログ★アクセスランキング 兵庫県民ガンバレと暖かい声援の代わりにクリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月11日 16時44分12秒
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