カテゴリ:我が町神戸
6日土曜日久しぶりに御影の街を歩きました。 御影は神戸のセレブリティが集う、憧れの場所と言われていますが、昔も今も独特の雰囲気のある落ち着いた街、それが御影ですね。 特に阪急御影周辺の変貌ぶりは驚きますが、私の学生時代(40年前)当時の阪急御影は駅前といっても大きな屋敷の門があり、周辺は大きな屋敷が立ち並び、その間を細い道が迷路のようにあったような記憶があります。 特に駅の北側は出入り口もなかったのですが、今や改札ができただけではなく広いロータリーと公園になっています。 もちろん今でもちょっと足を伸ばすと、大きな石垣に囲まれた屋敷が並んでいます。 この辺りは、昔のままなんでしょうね。 こういう雰囲気の中にあるのが“蘇州園”です。 蘇州園は昭和9年(1934年)、当時の日本建築で、1600坪もの広大な敷地の中に佇む美しい庭園を持つこの邸宅は、戦後に入り本格中華料理店「蘇州園」として多くの著名人が足を運ぶ人気店となりました。 そして、世紀をまたいで神戸を愛する大人たちをなごませたこの建物は、現在はTHE GARDEN ORIENTAL SOSHUENとしてリニューアルし、結婚式にも地用されているようです。 それにしても、この町並みの中でも、ひときわ大きな格調高い木づくりの大門をくぐると、この夏の季節はまぶしいほどの豊かな緑がきわだちます。 そして阪急御影駅北側に昔から変わらずあるのが“深田池”です。
深田池は、もともと農村時代のため池だそうです。深田池の名は、「フケ田」(ぬめぬめした田、泥深い田)になっていたところへ築かれたため池であることからきているといわれ、付近には同様のため池がいくつか造られており、その1つは深田池に対して浅田池と呼ばれていたそうです。この湿地は、南北朝時代の武将赤松円心の家臣平野忠勝の居城であった平野城の東の防衛線として機能していたということで、この近くにお城があったのですね。そういえば、駅の広場にその石碑がありますね。 現在、この深田池一帯は公園に全面改修され、付近に残された閑静な散歩道とともに町の人の憩いの場となっています。 特に池から西へ御影北小学校へ行く竹垣の小道の雰囲気は良いですね。
この御影周辺には美術館やケーキ屋さんにレストランがあり、女性には特にうれしい街ではないでしょうか。 時間があれば、御影の街を一日ゆっくりと散歩してみるのもいいですよ。
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Last updated
2014/09/07 06:16:43 PM
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