カテゴリ:健 康
『自律神経のバランスを良くするための方法』 二回目です。 人間が生きていくために酸素の次に必要なものが栄養です。体をつくり、活動するためのエネルギーとなるのが栄養です。 日本人の食生活は、欧米化が進んだことで大きく変化してきました。動物性の脂質の摂取が増えた一方で、ストレス対策に欠かせないビタミンやミネラルなどの摂取が大幅に減っています。 このような食生活においての栄養バランスの乱れが、ストレスに弱い日本人をつくってきたといわれています。また、農薬や化学物質、そして防腐剤や着色料等が体内に入ることで、人間の体に影響を及ぼしストレスを与えているということです。 京都大原の里 2) 食 事 (栄養) 食べ物や食生活で直接ストレスの原因を解決できるわけではありませんが、体の健康を維持するために必要な栄養素が不足しているときに、ストレスを感じやすくなったり、ストレスに弱くなるなど、ストレスと食は密接な関わりがあります。 【ストレスをためる食生活】
ストレスの多い生活では食生活が不規則になりがちです。残業続きでろくな食事が取れない、市販のお弁当やお菓子で済ましてしまう・・・というようなことがありませんか。 そういう食生活が続くことで、体のストレスが高まり、ストレスに弱くなってしまうことがあります。 大原三千院の紫陽花 【ストレス解消の食生活】
食べるという行為は、単に栄養を取るだけのものではありません。緊張を和らげ、精神を安定させるものであり、和やかな雰囲気の中での食事はストレス解消にも効果があります。 孤食は偏食につながるだけでなく、精神的にも不安やストレスを増大させます。子供のためにも、まず親からみんなでゆっくりと、食事をとる習慣をつけることですね。 何を食べるかということ以上に、どんな環境で、誰と食事するのかということが、ストレスと深い関係があると考えます。忙しいときはどうしても一人で食事しなければいけないときもあるでしょう。立ち食いそばで済まさなければならないときもあるでしょう。そんなときは、家族そろって外食に出かけるとか、落ち着ける場所でゆっくりおいしいものをいただくとか、食事の環境を変えてみることもストレス解消に有効です。
そして、健康な体を維持するための正しい食習慣を実践することで、ストレスに強い体質をつくりましょう。 《続く》
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Last updated
2015/07/01 05:30:40 PM
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