カテゴリ:健 康
ストレスを感じるとく、お酒や甘い物の量が増えてしまいがちです。その時はすっきりしますが、体重が増えてかえってストレスが増えることも・・・ ストレスに強いからだを作るには食事も大切です。身体にストレスが加わると、その刺激に対抗して身体を守ろうとする防御反応が生じます。それによって、必要になる栄養素・消耗する栄養素があります。
2)食 事(栄養) 食べ物や食生活で直接ストレスの原因を解決できるわけではありませんが、体の健康を維持するために必要な栄養素が不足しているときに、ストレスを感じやすくなったり、ストレスに弱くなるなど、ストレスと食は密接な関わりがあります。 【ストレスに強くなる栄養素】 ●カルシウム カルシウムが不足するとイライラの原因となります。 カルシウムを多く含む食品には、干しエビやしらす干しなどの小魚類、納豆などの大豆製品、チーズなどの食品があります。 また、カルシウムの吸収を良くするためには、魚や干ししいたけに多く含まれるビタミンDが必要です。 ●マグネシウム マグネシウムはカルシウムの働きを調整する作用があります。ストレスを溜めると、このマグネシウムの吸収が悪くなるため、結果カルシウムの働きが悪くなるという悪循環に陥ります。 マグネシウムはアーモンドや落花生などの種実類、大豆、ひじきなどに多く含まれています。 ●タンパク質 ストレスにさらされると、数種類のホルモンが盛んに分泌され、タンパク質の分解を促進させます。 そうすると、肌が荒れたり、疲れやすくなったりします。また、脳の働きが低下するため、忘れ物をしたり、仕事上でミスをしたり、ボーっとしたりというようなことにつながります。 肉類、魚介類、乳製品、大豆、大豆製品などの食品に、良質のたんぱく質が含まれています。 ●ビタミン ストレスにさらされると抗酸化機能が低下し、抗酸化ビタミンのβカロチン、ビタミンC、ビタミンEが不足してきます。ビタミンCは免疫力を強化して、抗酸化作用がありますが、精神的なストレスがかかると大量に消費されます。 また、ストレス時に分泌されるホルモンの合成には、ビタミンB群、ビタミンCが必要です。特に、ビタミンB群が不足すると、皮膚や粘膜や血管などに異常を生じ、神経の正常な働きに支障が出て、精神状態が悪くなります。 ビタミンが多く含まれている食品は野菜や果物です。 ビタミンB1が不足すると・・・
【100gあたりのビタミンB1含有率ベスト10】
●肉類(特に豚肉)などに多く含まれているので、豚肉を使った料理を選ぶようにするといいでしょう。その際に、ニンニクやニラ、ネギ、玉ねぎなどを一緒に使うと効果的です。これらには「アリシン」という物質が含まれていますが、ビタミンB1と反応すると「アリチアミン」に変わります。このアリチアミンは水に溶けにくく、熱にも強いので、料理をする際に失われることが少なくなり、体内に長く留まるので効率的です。また、ビタミンB群は、たんぱく質や糖質、脂質などのエネルギー変換を互いが連携して行うので、一緒に摂取すると効果的です。
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Last updated
2015/07/02 07:01:44 PM
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