Peaceful Love from Germany

[DON’T WORRY, FEEL HAPPY♪] カテゴリの記事

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• 恋しかったハンドル

  約7年ぶりにハンドルを握りました！ドイツの免許は持っているものの相当長い間運転していなかった私、恐る恐～るエンジンをかけました。念のため、”練習”コースで教習所のとっても優しいおじいちゃま教官に横に乗ってもらっています。ウィンカーを出し忘れたら、「僕がきちんとチェックしてるか、わざとやったんでしょ？」なんて笑って注意してくれる彼。日本での教習所、学校の様な感じで怖い教官に当たったらやだな～なんて思いながら足繁く通ったのを覚えていますがこちらの教習所は、個人事業なのでプライベートレッスンと言う雰囲気。お願いすれば家まで迎えに来てもらえ、終了場所も家の前。久々の運転の感想はと言えば「楽しい～っ！！！」これこれ、この感覚、恋しかった～。7年前には毎日していた大好きな運転、早く腕の感覚も取り戻せるといいな。とは言えスピード制限のないアウトバーン（高速）は、慣れるまでちょっぴり怖いかも。すごい勢いで、皆さんブンブン飛ばしていらっしゃるものね・・・「ドイツのアウトバーンでブーンと飛ばしたい！」ポルシェを運転しながら、そう言っていたカリフォルニアの友人をふと思い出します。でもここでは、ポルシェでなくてもポルシェ並みに走ってるよね・・・・私には、それはおそらくできません。（と言いつつ、数ヵ月後にはブンブン飛ばしてるかも？？）

  2009.08.07

• 

  ｚｚｚｚｚ・・・・・・

  ベッドより、ここで寝るのがお気に入りです。オマケ

  2009.07.28

• 

  4ヶ月の写真

  早いもので、息子が生まれてから既に4ヶ月！こんなに大きくなりました♪これは何をしているのかな？ソファのロールクッションで遊んでいま～す♪　（危なくない様、常に見守られています）お気に入りのテディも、こうして彼を見守っています☆イタズラっぽい顔して靴下脱いだのね・笑「靴下だけじゃないよ、帽子も脱いじゃうも～ん！」「もう写真飽きたの～っ！！」そうそう、プールデビューも果たしましたよ～☆お風呂が大好きなので、プールも好きみたいです。

  2009.07.15

• 

  親バカすぎて笑われていますが・・・笑

  「抱っこ魔の僕は、いつも抱っこされてるのが好き♪」「だけどたまには、床の上でプレイジム遊び♪」「外で出てくるお食事は、グルメな僕の口には合わないんだ。こんなの食えるか～！ミルクもって来い、ミルク！！！あ、ママのミルクね♪　」「早くしないと噛み付くぞ～！ガブッ！ハイ、ゴメンナサイね、異常な親バカでございます・笑

  2009.06.22

• 

  マザコンの作り方＆スマイル☆

  イタリア人の叔父マルコのママがローマから遊びに来てくれた時の事。２日に渡って我が家で披露してくれたイタリアンママの味に舌鼓を打ちつつ、ジョーク混じりに聞きました。「マルコみたいなマザコンは、どうやって作られるの？」「マザコン？？！！マルコが？？？彼は一番マザコンじゃあないタイプよ！マザコンって言うのはマッシモの様な男を言うのよ～。」と真剣に答えるママ。マッシモは、マルコのいとこ。「マッシモのママもきっと同じ事を言うよね。『マッシモはマザコンじゃないわ、マルコの様な男がマザコンっていうのよ』ってね。つまり、ママの盲目性が、マザコンを作るって事だ～・笑」と、皆で爆笑。それでもママは、違う違うと言い張っていました。可笑しすぎる・笑一日に約十回もママに電話する男がマザコンじゃないなんて・笑しかしそんな風に笑っていたら、私の息子も、マルコのママに太鼓判を押されちゃいました。マザコンになるわよ～って。。。。ハイ、私もかなり盲目です・・・・・さて、３ヶ月を迎え、丸々と肥えた息子のスマイルを☆ぐずってばかりで大変な事も多々ありますが、この笑顔を見たら、一瞬で全ての大変さが吹き飛んでしまいます♪

  2009.06.17

• 近況

  息子の誕生から2ヵ月半、以前は反射で笑顔を見せてくれていた感じだったけれど、今は私の顔を見て、ウヒ、ウヒャ、ウヒャッ、ウヒャヒャ～ッ　♪♪♪って、大口を開けて顔一杯で笑うようになりました☆同時に可愛い声もあげます。それを見るのが、何より楽しくてたまらない～！あと、笑っちゃうのは私もジュリアーノも、たまに息子の名前を間違えてしまう事。どのようにって？私は『テリー♪』、ジュリアーノは『トビー♪』と、思わず口から、飼っていた愛犬の名前を発してしまっているのです。。汗皆（息子も）、頭文字が『Ｔ』なので、思わず口が滑っちゃうみたい。あはは。ポチャポチャと沢山脂肪もついて、頼りなげだった新生児から、プクプク赤ちゃんにと変化してきた息子、今日はジュリアーノに連れられてオープンスクリーンにてのサッカー観戦へ。（笑）その間私にはタイマッサージの予約を入れておいてくれた為、（勿論息子がじゃなく、ジュリアーノがね・笑）これから一ヶ月ぶりのマッサージを満喫してきます☆あ、マッサージといえば、ベビーマッサージのコースにも通い始めましたよ～。簡単ですが、近況はこんな感じです♪

  2009.05.23

• 

  その後の写真

  お仕事ブログの方でご報告した通り、ベイビーが誕生して一ヶ月強になります。出産後退院してから、なんと食中毒になってしまい、高熱にブルブル震えて再び入院をしていた私。※Wiesbadenのとあるお寿司屋さん、皆さんもお気をつけて（苦笑）！（お寿司はやっぱり、日本人経営の所でいただくのがよろしいようで。。。。）しかしそんなハプニングにもめげず、ベイビーはお蔭様ですくすくと成長中☆「僕の最近のお気に入りは、ママのミルクとおねんね♪」「ZZZZZZ・・・」「あ～、幸せ♪」「アップの写真じゃわからないけど、僕、まだこんなに小さいんだ～☆」「でもね、小さくたって色んな事が出来るんだ。ホラ、これは『魚の真似』のポーズ♪」「もう一つの得意技は、『直立不動』・笑！」「エヘヘ☆それでは又ね～！」ハイ、完全に親バカです。ゴメンナサイ。笑

  2009.04.20

• 

  ゆら～りクリスマス

  今年のクリスマスは、数年ぶりにドイツの自宅で過ごしました。そして夫婦２人きりだったのも、数年ぶり。何時間もゆっくりとおうちブランチを堪能したりディナーに丸ごとチキンを一緒に焼いたり（とっても簡単・笑）贈られてきたギフトのリボンをほどいたりホームスパを楽しんだり・・・・夜のお散歩で本場ドイツのクリスマスを改めて感じたりKurhausの写真を撮ったり（ツリーは毎年恒例、ポインセチアのクリスマスツリー）そして大好きなオペラの一つ『ラ・トラビアータ』に出かけて色の演出に魅入ったりと、まったり流れる時間をとにかく楽しんだクリスマスの3日間となりました。そんな中でも一番まったりしたのは、タイトル通り、ゆら～り。リビングルームのテーブルを端によけ、大きなハンモックを中央にドン!180キロまで耐えられるハンモックなので2人で乗っても大丈夫。暖炉の前で、ゆら～り揺られて色んな話をしたりクリスマスソングを一緒に歌ったりして過した怠惰でストレスフリーのクリスマス。プラン一杯のクリスマスもいいけどこんなゆる～いクリスマスもたまにはいいかも♪

  2008.12.28

• 

  はかないピンク

  昨日の夕方の事、ふと窓の外に目をやると空がピンク色に染まっていました。即、カメラを片手にファインダーを覗いてみると、影の様に映る木々とのコントラストの、美しい事美しい事。うっとりするや否や、家の中で薄着でいた為外の肌寒さに震えそう。窓を閉めてもう一枚撮ってみます。すると既にピンクから紫へと変化した空の色にぼんやりと、室内のランプが映り込んでしまいました。これはこれで面白いかもと思いつつもやっぱり再度窓を開けて最後の一枚。このたった数分の間に、ピンク色だった空は深い青へと移り変わっていったのでした。はかない間のピンクの空、今日もお目にかかれるといいな。。。

  2008.11.12

• 

  ダブル！ハウスウォーミングパーティ×３０thバースデイパーティ

  週末のビッグイベントは、Ｗ（ダブル）なパーティ。お引越し5ヶ月目にしてのハウスウォーミングパーティとジュリアーノのバースデイパーティをまとめて開催！ドイツで多いＭＯＴＴＯパーティ（英語で言うところの、テーマパーティ）にならい、私たちも、ゲストのドレスコードを『白ｏｒ黒』に限定。特に深い意味は無いんだけれどね・笑本当は皆『白』でいこうと予告をしたら、男性郡からブーイングがおこり、（白いボトムス持ってない）結局『白ｏｒ黒』っていうオセロの様なＭＯＴＴＯに・苦笑室内は、照明を全て間接照明にした上あらゆる所にキャンドルを灯し、ロマンティック且つ落ち着ける雰囲気にまとめました。扉前の階段や、フロアにもキャンドルを。ウィンターガーデンの窓にはクリスマス用のキラキラランプ（？）を走らせて。家中どこに居ても手に取れるよう、あちこちにスウィーツやスナックを用意。（ジュリアーノは、お手洗いにまでチップスとチョコを飾っていました・笑）↑これは、一番上の写真の、キャンドル点火前のものでもあります。その他のフード類はキッチンにビュッフェ風に準備しました。バゲットも、セルフサービスで切ってもらう形にしたので簡単～（手抜き・笑）。さて、最後の写真が本日のメイン！・汗それは・・・・・・ジャ～ン！！冷蔵庫が、ビールで埋め尽くされています・・・・・・！！入りきらないビールもケースごと床に並べられ、その他スパークリングワインに赤ワインに白ワインにソフトドリンクに・・・・加えて以前こちらにも持参したダブルマグナムワインも用意！ロマンティックでまったりした雰囲気に始まったパーティも、これだけのアルコールのせいか時計の針が12時を回った頃からか音楽に合わせて踊りまくる、クラブ状態のパーティに変容していました。最後の数名は、3時過ぎまで楽しんでいたのかな。私はすでに寝室へ逃げこみ（笑）、ベッドの中でうつろに聞いていた様子なのでそれが夢だか現実だか定かではないのですが・・・・・・笑※次の日、それが現実だったという事が明らかになったのは言うまでもありません。

  2008.09.22

• Super!　Prima！嬉しい～♪

  長～い間探し続けて来たお引越し先が、ようやく見つかりました!!☆☆☆なかなか気に入った所が見つからなくて落ち込んだり諦めの境地に入ったりしてきたけれど、先日見に行った所で私の心が即座に『YES！』と叫んだのですまだ不動産屋さんの彼が色々と説明をしている途中だったのだけど、「あのね、サインしたいと思います。」と突然切り出してみた。それまで丁寧に話していた彼が、その突然即決に「Was！！？」って、すっごく驚いた顔をしたのが面白くて忘れられない。※英語で言う、Whaaaaat！！？って驚く感じかな。あ～、本当に長かった。探している最中って、最初は楽しいけどそのうちだんだん疲れてくる。もうかなり疲れていた所での、幸運的決定。クラシシズム（古典主義）建築のVilla（ヴィラ）の一階で、ガラスで囲まれたバルコニー⇒ウィンターガーデンもある。プラス、お庭もあるので犬を飼いたい気持ちが倍増です～！只今キッチンの注文で色々とデザインを相談している所。昨日はお部屋の壁の色を調合してもらって来ました。こんな風に、これから入居までやる事が沢山沢山・・・・（入居後もよね・笑）今後は写真も載せながら、その経過をリポートして行きます♪（色に関係するので、お仕事ブログの方でも書きますね）ちなみに、先日のイースターの骨董市巡り（ミクシーで書いたもの）は、結局ひとつの市を訪れた後にブルゴーニュへの美食旅へと変更になりました・笑★メッツの骨董市、ブルゴーニュ・ディジョンの旅写真はこちらにアップしています★

  2008.04.06

• 

  今年も一年ありがとう☆Happy Holidays!!!

  年の瀬が迫ってまいりました。まだ完全なる年越しへは日数があるものの、今日のブログを今年の締めとさせて頂きま～す。明日パッキングとショッピングを終えたら、日曜にピューンと飛んで、日本へ一時帰国です。年末年始は東京の実家でゆっくりしますがそれ以外はタイでの休暇です。トップの写真は、Wiesbadenのクリスマスマーケット。そしてこちら↓は、シルヴェスター（大晦日）の花火。家から歩いて5分ほどのクアハウス。季節毎に、其々麗しい姿を披露してくれます。このクアハウスと噴水と、花火の組み合わせも大好きだけれど日本の厳かな除夜の鐘も好き♪この2枚の写真は、Eカードとして送れるしくみの写真。Wiesabdenのウェブサイトから送れますよ～♪それでは、今年も一年、ありがとうございました♪沢山のハッピーとラッキーが年を越えてあなたと共にありますように・・・・

  2007.12.14

• 

  ラン

  頂いた蘭。ありがとうございます。先日の生け花レッスンのお花（花意匠、傾ける形）、一週間前に飾り、今日から花びらが落ち始めた薔薇の花束と共に家の中を華やかにしてくれています。朝起きるとついつい「おはよ♪」とお花たちに話しかけてしまう癖。今日はジュリアーノにも伝染していました。（笑）

  2007.11.05

• 守ってあげる

  「Romi～、今、緊張してるよ～」という電話。「大丈夫。一番重要なのは、ジュリアーノが楽しむ事よ。全部、劇場の舞台の上と思って、主人公の自分を思い切り楽しんで♪」何があっても、守ってあげたい。いつでもどこでも、あなたの傍にいる。あなたの味方になる。どうしてもストレスの多い環境だって、私がそのストレスを、癒してあげる。大丈夫よ。あなたの底知れない強さを、何度見てきた事か。大丈夫よ。あなたの太陽の様な明るさに、何度笑顔を貰ってきたか。緊張さえも、楽しんで。緊張している自分自身を遠く上の方から眺めて見たら、「あ、今この人緊張してる～」って、笑ったりさえ出来るから。守ってあげる。だから人生のひとコマとしてどんな場面も楽しんで。何故なら既に見えるもの。数時間後のあなたが、嬉しそうに話している姿。ずっと一緒に、進んでゆこうね。ずっと一緒に、笑ってゆこうね。何があっても私あなたを守ってあげる。

  2007.10.31

• 

  20代最後のBirth Day☆

  タイトルをご覧になって、「Romi～、歳をさば読んではいけませんわよぉ」と思われた方もいらっしゃるかしら（笑）。いえいえ私のものではなく、ジュリアーノの、２０代最後の一年が始まります☆あさっては彼の誕生日♪♪♪勿論月曜日である当日はお仕事のお休みをとってありますが（笑）、パーティは集まり易い、日曜の夜に。今年は少しこじんまりと、家族プラス家族ぐるみの友人で、計６名。ドイツのお誕生日は、例えばレストランで祝う場合はお誕生日の当人もちで、家でのパーティの場合にも当人側で用意するのが習慣です。ジュリアーノのように当日お休みを取らずに出勤する方は、職場に自らケーキ等を持参して皆で分けるのも、習慣。と言うことで、お招きする側の私たちが買いだし準備♪サラミにハムにチーズにワイン、この他にオリーブオイルとバルサミコ、大きなイタリアンブレッドを２本とその他諸々用意。前述どおり計６名の集まりなので、ワインは軽く一人１本以上という計算ね（笑）。上の写真を載せながら、なんだか見覚えがある気がして過去の記録をチェックすると、ここにも同じ様な写真を発見！（一番下の写真）まだまだワインに関して勉強中のジュリアーノは、本日わざわざ本屋さんに寄ってパーカーズ・ワインガイドのイタリアンワイン版の様なものを手に入れ、それに沿って星の沢山ついているワインを吟味していました（笑）。20代最後の一年も彼にとって、良い思い出が沢山出来ますように♪

  2007.09.16

• 

  ミクシーのおかげで＆欲張りな週末

  こんな所に日本があった～！！ってびっくりする程日本！（笑）週末は、ドイツの中の小さな日本、『デュッセルドルフ』へ車を飛ばしてまいりました♪高校時代の同級生とミクシーで再会し、彼女が駐在妻として同じドイツ内にいる事が判明した数ヶ月前。待ちに待った夢の再会です!!実は先週彼女がウィースバーデンの私の家まで来てくれて、今回は私が彼女を訪ねるという、2週続けてのGet together。10数年以上のブランクが一気に溶けて、『今』の私たちとして、家族を持った私たちとして再びこんなに楽しめる事、これって、すごっくミクシーに感謝。左：お料理上手なYちゃんにレシピを伝授してもらいました♪右：再会を祝し、腕を絡めて「Zum Wohl!」（乾杯）　これからもちょくちょく会おうね☆その後私とジュリアーノは、サファリパークへ！（ジュリアーノの大希望により・笑）トラやライオン、キリン等を見て楽しんだり子供に混じってショーを見れたりヤギへポップコーンをあげたり出来るこの公園。ジュリアーノ的にはもっとサファリな感じを期待していたらしく、ちょっとがっかりしつつもしっかり遊ぶ☆「餌くれ、餌くれ、餌くれ！」最初は可愛いがってポップコーンをあげていたものの・・・・ひゃ～！！ヤギの集団に囲まれた～！左：「助けて～！！」と叫ぶ私（笑）右：　とにかく餌をばら撒いて逃げる準備！そして次は、ジュリアーノをめがけて攻撃開始！左：「うわっ！痛いよ！やめてよ！」右：「逃げろ～っ！！！」逃げるジュリに、追うヤギ群!!ひとしきり遊んだ後、帰り道に見つけたイチゴ畑。初めてのイチゴ摘みを致しました♪ドイツに4年も住んでてイチゴ摘みをした事がなく、よく驚かれていたのもこれが最後（笑）。自然の中で大きなイチゴをたっぷり摘んで、私にとってはサファリパークより楽しかった♪「イチゴ摘みでこんなに喜べるなんて、それは東京っ子の特権かもね。」ジュリアーノの一言に一理あり・・・・勿論お決まりのシュパーゲル（白アスパラガス）も手に入れて、典型的なドイツの春ディナー、シュパーゲル＆イチゴの晩になったのは言うまでもありません♪

  2007.06.18

• 終わった～!!!

  「まだ若いのだから、ゆっくり進めばいいのよ。」と言いながら、明日から旅行～！と、ウキウキした様子で母親から返事が来ました。いつも「また～？！」と思う程頻繁に旅行に行っている両親ですが、今回は中東へ足を延ばす様子。まだ若いのだから、ゆっくり進めば・・・・という返事は、私の書いたメールへのもの。ここ2週間、家中に『ストレス』というエナジーがこもりまくっていました。こもっていたのは『ストレス』のみでなく、それを発散している（笑）ジュリアーノ自体、四六時中机に向かって勉強をし、家にこもっていたのです。仕事関係、資格の為の試験。彼のストレスと、受験生を持つ親のような私のストレス。『もう、すごいストレス～』と、母親にメールを送った私でした。この先何段階もこの資格をグレードアップしていかなければならないらしく、たしかに「ゆっくり進む」のが一番！とは言え、実際試験前というのはそうも言っていられません。「お受験」私が受験生だった時も、母はあまりせかさなかった記憶があります。子供の頃から『お勉強の時間』が毎晩決められていた事から、焦る必要も無く『パブロフの犬』のように机に向かっていた私。『勉強』が当たり前に好きになっていたし、自分でプランを立てて進めてゆくのも楽しく思ったものでした。幼い頃に『パブロフの犬』にされていた私は（笑）決して「良い子ちゃん」であった訳ではありませんが、受験の際もそのままマイペースで進み続けたのみでした。行動のとろい私に対して、そのとろさをせかす事は頻繁にあった母ですが、勉強に関してはうまく手なづけたもので（笑）、信頼しきっていてくれた様子。「ゆっくり進めばいい。」ジュリアーノに対しての今回のメールで、そんな事を思い出しました。人が変わってしまったかのように（彼は通常、人一倍リラックスして人一倍楽しげな人）必死で勉強していた彼に、私はその様に接してあげられていたか。う～ん、私自身までストレスを感じ、エステやスパジプシーと化して、家から逃げまくっていた（笑）。ようやく試験も終わり、彼も家のエナジーも私も元に戻った今ですが、私には、『もっと大きな器になりたい。』という課題が残ったこの期間。課題という程のものでもありませんが、私たちに子供が出来たら、やっぱり大きな器の親になりたい。子供が勉強している間に、『エステ・スパジプシー』と化する母親にならないように（笑）。そうそう、ゆっくり進めばいいのよね☆『急がば回れ。焦る乞食はもらいが少ない。』昔の人は、よく言ったものですね♪

  2006.12.04

• 

  やっと完成～っ!!!どうぞご覧あれ☆

  長い長～い工事が続いていた、クアハウス＆劇場前の噴水広場。この街のメインのひとつでもある『ボーリンググリーン』と呼ばれるその広場は、１年以上もその美しい姿を隠し人々はその完成を心待ちにしていました。家からここへは歩いて５分位の為、実は私もそこを通り過ぎる度に覗き込んで工事の進み具合をチェックしたりしていた一人です。そしてようやく数日前に、麗しの姿が再度お披露目されました～！！イエイ!! この噴水も、お久しぶり♪写真を撮っていると、興味深そうに近づいてきた可愛い男の子。「ガオ～ッ！僕も撮ってくれ～！！」お名前を、ダニエル君と言うそうです☆向こうの方では女の子が二人やって来てバッグを空高く放り投げてはキャッチする遊びを始めます。子供たちも、このボーリンググリーンの再開を喜んでいるよう。キャッキャと騒ぐ楽しそうな声に引かれ、ダニエル君もそちらへテクテク。。おっと、噴水のお水の中に落っこちないでね。と思っていると、ママも勿論それを心配したようで引き戻しに行きました。「そろそろ帰りましょ。」「Ｎｅｉｎ，　Ｎｅｉｎ！」（ヤダ、ヤダ!）足をバタバタさせながら駄々をこねるダニエルお坊ちゃん。お気に入りの青いベビーカーより、広く緑が美しいボーリンググリーンでもう少し遊んでいたい様子です。「じゃあ、もう少しだけね。」ママに、お許しをもらったもらった彼は、嬉しくてピョンピョン跳ね、ダンスを踊って喜びました☆ちなみに、私の他にも何だか沢山写真を撮っていた人が多かったのですが、後でこの街のウェブサイトを見てみたら今月の写真コンテストのテーマがここ、再開された『ボーリンググリーン』だったようです。Wiesbaden在住の皆さん、締め切りは今月末ですよ～。カメラを持って、クアハウスへ急げ～！※コンテストの詳細はのWiesbaden.deのトップ頁、『FOTOWETTBEWERB』をクリックしてね。

  2006.11.16

• 

  何があっても大丈夫♪

  「何があっても大丈夫よ。だから自信を持って進みなさい。」これは、元ニュースキャスターであり、現ジャーナリストの櫻井よしこさんのお母様のお言葉です。そしてそれは、彼女の著書『何があっても大丈夫』のタイトルそのものになっています。昨年発足されたヴィースバーデン日本人会で、今年の夏頃から日本文庫のミニ図書棚ができました。とても心地の良いカフェの一角に柔らかなフォルムのアンティークの棚を置かせてもらい、メンバーの持ち寄った日本の本や雑誌が自由に借りられる仕組み。その本の充実度といったらそれは素晴らしく海外で暮らす日本人にとって日本の本や文字をこうして沢山読める事、それは暮らしの大きなスパイスになる、とても喜ばしい事です。冒頭の本も、そちらで最近お借りした本。櫻井よしこさんの半生を語られた自伝。彼女の育てられた環境、お父様が不在の中でのお母様の強い信念と壮大な愛。心に響く言葉が幾つもありましたので、抜粋をさせて頂きました。◆「ひとりひとりの人生は、その人自身が決めるもの。　　幸せはね、皆の前にあるの。　　見つける事が出来るかどうか、それは気持ち次第なの。」◆「どんな人も皆、幸せになるために生まれてきたのよ。」◆「全ては自然の流れに任せるのが一番良い。　　事実は、必要でより良いタイミングが訪れた時、　　自ずと姿を現してくれる。」◆「今の状況だけで、決め付けないようにしましょう。」◆「泣いてもいいけれど、涙に溺れては駄目よ。」◆「寂しい想いに沈みそうになったら、未来への夢を膨らませなさい。　　寂しさを、未来の可能性につなげてくれるのが、大きな夢ですよ。」◆「やましい事さえしていなければ大丈夫。　　どんな相手にも正面からぶつかっていきなさい。」◆「他人の評価を変える事は出来ないけれど、　　あなたには自分を証明する事が出来ます。　　だから、自分に対する他人の評価に気をとられる必要はありませんよ。」◆「チャンスは与えられた時に素直に受け止めなさい。　　前に進むようにと背中を押されたら、進めばよいのよ。」◆「何があっても大丈夫。　　持てる力と時間をいつも全て、前向きに使うのよ。」◆「忘れないでね。　　人間は、前向きになってさえいれば、　　本当に何があっても大丈夫なのですから。」幾つもの逆境に凛とした態度で望んできた女性の、実のある言葉たち。自分を磨いて成長させるため、心に留めておきたい言葉ばかりです。

  2006.11.13

• 心がとっても温かい♪

  つい最近まで「この時期にしては特別なくらい暖かいね。」と話していたのに、突然ガクンと気温が落ちて風も冷たく、快晴にも関わらずの寒い今日。用事があって街の郊外まで行った帰り、その寒さを吹き飛ばすような出来事に遭遇した。郊外というだけあり、街へ帰るバスが来るのは1時間に1本。時刻表を見ると、後30分も待たねばならなく、私は仕方なく腰を下ろして本を開いた。けれどもあまりの空気の冷たさに、とびきり寒さに弱い体質の私は耐えられなくて震えだす。車はジュリアーノが乗っていってしまっているためにああ、私専用の車が欲しいと切に願いながら、寒さをしのぐ場所を探すも見つからない。カフェも無く、あるのは大きな酒屋のみ。酒屋と言ってもケースごとビールを置いている感じの、大型ドリンク店といった所。戸惑いながらもそこに足を踏み入れた私は、「外でバスを待っていたのですが、寒くて耐えられないのでバスが来るまで中に居てもいいでしょうか？」と聞いてみる。「勿論！」と店主は言い、私は時間潰しに置いてある飲み物の名前を一つ一つ目で追い始めた。レジの所でなんだか私の事を話しているのが聞こえると、アルバイトらしき若い男の子が近づいてきた。ヒップホップ風の服。腰ではいたダボダボのジーンズに、ドクロのマークのベルト。大きなサイズのスウェットパーカーをまとった彼は、その風貌からは想像も出来ない丁寧なドイツ語で私に問いかけた。「よろしければ、コーヒーでも召し上がりませんか？」寒くて店内に逃げ込んできた私に、何か温かい物を、と話していたのだろうと察しがつく。驚きながらも喜んでそれに応じると、お店の奥の休憩所に案内してくれ、熱いコーヒーを出してくれた。私「今日は急にめっきり寒くなりましたね。」彼「本当に！僕は学校までバイクで通っているのだけれど、朝の冷え込みと言ったら手が青くなる程でしたよ。」私「このコーヒーのおかげで、生き返りました。ありがとう。」言いたい単語がひとつ出てこなくて英語で言いながら、これ、ドイツ語ではなんて言うのだっけ？と聞くと「ドイツで生まれたんじゃないの？どこで生まれたの？どうしてドイツに来たの？」と始まって、色々な話をした。私「ドイツは夏と冬で違いすぎるよね。夏は全てが素晴らしく、人もオープンで楽しげなのに。」彼「そう、冬になると皆身体を縮めてる。そして、夏には明るい色の服を来ていたのに冬には暗い色ばかり着るようになるよね。」彼が色について言ったのを機に私が色の仕事をしている事を伝えると、興味深そうに、彼自身の色やアートやインテリアへの深い関心を話してくれた。「今は高校生だけど、この後大学に行ってもっと勉強をして、できたらインテリア装飾などに携わりたいんだ！」1つ1つの言葉から感じられる彼の物の見方はガラス玉の様に繊細で、その美意識の高さと感性の豊かさは私の胸を打った。バスを待っていた間のたった15分程の会話なのに、まるで長い事話をしていたかのように充実し、心が満たされる会話。花びらがゆっくり開いてゆき、その後大きく美しい花を咲かせる、そんなイメージの彼に私は、「あなたはとても素敵な感性を持っているわ。素晴らしい事だと思う。幸運が沢山訪れるように祈っているわね。」と伝えるととても嬉しそうに、そしてバスの時間が来てしまった事が残念に思えるような表情をしながら空になったコーヒーを受け取り、出口まで案内してくれた。外は先ほどと変わらず冷たい空気が漂っていたけれど、私の身体は熱いコーヒーのおかげでポカポカし、心は彼らの温かい心遣いによって、溢れ出るほど温められていた。ヒップホップの服を着て、優しい目をした少年。その少年に、コーヒーを出すようにと指示をした、身体のごっつい店主の男性。見かけとは、関係ない。透き通るような心の純粋さと温かさ。思いがず心を温かくしてくれたこの出来事に感謝しながら、とても幸せな気持ちでバスに揺られた。そして、理想主義でものすごく単純な私は、心の奥の奥は皆、彼らのように温かいのだろうなどと思いながら、いや、本気でそう信じながら、周りの全ての人を遠めに見渡し、優しい気持ちになった。

  2006.11.02

• 人生を愉しむって・・・

  例えば1ボトル1000ユーロのスパークリングワインが目の前に注がれたとしてNo.1香りを楽しみ口の中にゆったりと含んで感覚を研ぎ澄ましながら喉に伝える。身体全体で感じてその瞬間を、その、じんわりと体中に広がる感覚を堪能する。それは、官能的でもあり情熱的でもあり刺激的なのに体中をリラックスさせる。そんな風に　目の前のワインをたっぷりと愛しむ。その後に訪れる何かを密かに待ちながら・・・・No.2「う～ん、これ、本当に1000ユーロのワインなの？」とか何とか言いながら、薀蓄を述べ、分析し、それでも味わおうとしながらそのワインを飲んでみる。No.3「あぁ～。丁度喉が乾いていたんだよね！！」なぁ～んていいながら、ゴクゴクと一気飲み。こんな幾つかの例えから、人生を愉しむことさえ学べたり　感じたり出来るものではないのかなな～んて、ふと思ったりする私。どう？

  2006.05.31

• 『聞く』行為

  事故のため、30分以上電車の遅延。待ち合わせがあった私は少しそわそわしながら次の電車を待っていた。そこへある男性が話しかけてくる。状況を説明してくれ始めたから、私がドイツ語のアナウンスを理解していない思ったのかな。そこで、英語もドイツ語もわかると知ると、「客席乗務員ですか？」。まただ。典型的。そうでなくても、他の言葉を話す人たちは五万といるのよ・・・そこで、コンサルティングやセラピーをしていると告げると、「それは、人々に必要な仕事だね！皆、問題を抱えているからね！！」と。聞いていると、どうやら彼自身の”悩み”に話が発展してしまった。53歳。　バツイチ。大きなお庭のあるお屋敷を買ったのに、自分ひとりで住んでいて寂しい。仕事ではバリバリと頼られるビジネスマンなのに、プライベートではむなしい気持ち。ただ、一生を共にする、心の底から通じ合う女性と出会いたいんだ。と。かなりロマンティックな感じの良い紳士なので、タイミングさえあればモテルはず。でも、お仕事が忙しくて時間がないと・・・私は個人的に、その女性版の人たちも何人か知っているため、なんて勿体無い！という思いでいっぱいだった。最後に彼は、とても満足そうに「充実した会話をありがとう！とても楽しかった！」と言い、力強い握手をしてお別れをした。こういう事が、頻繁にある。自分が「セラピスト｣と告げても告げなくても。皆、話を聞いて欲しいのだろうな、と、毎回思う。なので勿論私も話すけど、ベクトルを相手に向けて話す事で相手が、聞かれているのと同じように感じるようにする。知らない人や、話を兎に角聞いて欲しいと思っていると感じた場合には、自然とそうなってしまう。元はすっごく私自身がおしゃべりなのに。そう、おしゃべりだから、聞いて欲しい気持ちがわかる。だからそういう人に出会ったときは、相手のその気持ちを完全消化させてあげたい。そして、最後の相手の笑顔を見るのが好き。本当に、話し始めた時と終わりの方では、顔の輝きが変わっていることが多いの。『聞く』って、とても大切なことなのだと思う。『聞いてもらう』だけで、自分の中で、何かが抜ける様に。『聞き上手』な人に憧れるから、そのような人たちを素敵だと思うから、私も『聞き上手』になって、相手の人を受け止めてあげられるようになりたいと思う。そして、沢山の人の笑顔に出会いたい・・・

  2006.05.10

• 私が私らしくいられる方法　～minkより～

  ホットメイルを使っている私は、メイルチェックが終わってサインアウトすると自然に繋がるMSNのサイトで日本のニュースや出来事をサラッと知ることが出来る。『エンターテイメント』に添えてあった、目を惹く女性の写真。新しいアジア系の映画かと思ってクリックしてみたら・・・彼女はエイベックス系、minkというボーカリストであった。正直言ってJポップにはあまり興味のない私、たいていなら「なんだ」と、すぐに立ち退いてしまうのだが、紹介されていたアルバムのデザインがあまりにも私の好み！つられて思わず試聴する。一瞬で空気を変えてしまうような高質の歌声。Wow、彼女はきっと日本ですごいブレイクしているのだろうな。と思いながらそのまま彼女のオフィシャルサイトに目を通してみると・・・思わぬところで素晴らしい言葉たちに出会ってしまった。それは、『私が私らしくいられる方法』として彼女が綴っているもの。ショウビズにはゴーストライターがつきものなので実際に彼女が書いたものかどうかはわからないが、いずれにしても、心に響いた言葉たち。これらは私も常に心がけている事。私のブログを読んで下さっている方々ともそれらのシェアをしたくて、彼女のサイトから引用をさせて頂く事にした。以下引用。*************～私が私らしくいられる方法～＊ 恐怖を捨てる＊ 情熱を持つ＊ 分析して、評価する＊ 独立的思考をする＊ 現実に満足する＊ 大笑いをする＊ 何かに夢中になる＊ 一瞬も自分を疑わない＊ 背筋を伸ばす＊ 嫌な事は堂々と“NO”という＊ 笑い者になることを恐れない＊ 見返りを求めない＊ やるべき事を明日に持ち越さずに今はじめる＊ 傷つけられる事を恐れない＊ 人生は一人だという真実をあえて否定しない＊ 今のままの自分を認め愛する＊ できない事に対する欲を捨てる＊ 他人は自分と違う事を認める＊ 鏡の中の自分に微笑む練習をする＊ 世の中で唯一、自分を映せるものが鏡と他人の目と考え、他人の意見に耳を傾ける＊ 人々の良い所をさがしだし、良い所を伝える＊ 自分自身の誤りは認め、良かった事は沈黙する＊ 出会うすべてのものに感謝の心を持つ＊ 苦痛な時間の終わりを想像する＊ 一瞬一瞬がたった一回だけだと思う＊ 人と自分を比較しない＊ ウソをつかない*************どうでしょう？自分と人とを愛し、潔く生きる。私は深く同感します。

  2006.05.04

• シンプル　リッチ　ゴージャス☆

  11月も半ば、ドイツ、寒くなってきている訳です。数週間前まで「この時期にしてはおかしなほど温かいです。」と天気予報で言われ続けていたため、未だにそれを信じ続けて・・・→結果、震え始めた私。ようやく冬モノへの衣替え。とはいえ今の世の中、夏物も冬物もごっちゃだったりするのよね。冬といえど、夏のキャミは問題なく重ね着で登場するし、レストランや夜遊び場では、ノースリーブばりばり。結局しまう夏物は少なく、引っ張り出す冬物ばかりが床に並んだ。ジュリアーノのものも同じ事で、思わずその量に2人で顔を見合わせる。「捨てよう！」そうと決まったら潔い。どちらかが少し迷っていても、もう一人が奪ってポイ！見る見るうちに、大きなゴミ袋3つがパンパンになった。スペースが出来、すっきり収納出来るようになったクローゼットを見て心もとても軽くなる。ロ「シンプルに生きようね。心はリッチ（豊か）に保ちながら。」ジ「そうだね。でもインテリアはロミオテイストでゴージャスにね。」シンプル・リッチ・ゴージャスこんなごちゃ混ぜなコンセプトで私たちの方向性をまとめて、その一貫性の無さに笑う二人。ま、コンセプトなんていらないんだけどね。とりあえず、キレイにまとまったクローゼットに自己満足。*ちなみにドイツでは、そういった着なくなった服を寄付などのために集められるコンテーナーが道に設置してあります。私たちのものも勿論、そちらへ。*************************************************ハネムーン回想日記、ようやく書き終わりました。お時間がありましたらこちらもどうぞお楽しみ下さい。ここからここまで。

  2005.11.16

• 優雅な夕べ**

  日の長さが確実に短くなってきている。夜10時過ぎまで明るかった空、今では8時には日が落ちるようになった。これからどんどん日が短くなってゆくのかと思いながらも、まだまだ続く厳しい残暑、真夏の気分で「暑いねー」と漏らす。我が家のある路地へと繋がる坂道には様々なこじんまりとしたお店が並び私は坂を登り下りしつつ、そこの人々を観察するのが日課になっている。無名のアーティストが個展を開く小さなギャラリーや顔見知りの人で賑わう小さなカフェ、お気に入りのイタリアンワイン専門店にトルコ人経営のインターネットカフェ。彼らのお店の前には個々小さなテーブルと幾つかの心地よいソファや椅子が置かれ、仕事なのかその合間なのかもわからないような頻繁な感覚でそこに座っておしゃべりをしている。昼間は大きな器でカプチーノ夕方からは大きなワイングラスでワインを傾けながら会話を楽しんだり、個々に本を読んだりと優雅なときを過ごしているのだ。勿論お店の人たちなので、毎回顔ぶれは同じ。通る住民も同じ。軽い挨拶と笑顔が心地良くて、その坂を通るたびに私も笑顔になったりする。今日もまた人々が夏の残りを楽しむそんな様子に微笑みかけつつ大きなグラスの中に　優雅に揺れる赤ワインの夕べをおすそ分けしてもらった気分のまま家へ戻ってきた。

  2005.09.10

• ケ・セラ・セラ☆

  車の中で流れていた歌『ケ・セラ・セラ』ジュリアーノと私が　陽気にその歌を口ずさみながら通りを歩いていると・・♪　Que Sera Sera～　♪　 Whatever will be, will be～♪すれ違った男性が、大きな笑みを浮かべて　私たちと一緒にハミングを始めた☆私たちも更に嬉しくなって、楽しく歌いながら歩きつづける。もしもその男性も　そのまま陽気に歌い続けて　すれ違った人々がまたそれに加わったら・・・・そしてその後もまた　人々がすれ違うたびに皆、笑顔になっていったら・・・街中が皆　ケセラセラ国中が皆　ケセラセラ世界中が皆　ケセラセラ大きく広がる波紋のように　メロディが　笑顔が　地球上の人々に伝わって皆が繋がる　ONENESS　になる苦しみや悲しみが　各地に存在することは　辛いけれどもやっぱり事実。それでも陽気なメロディが　風に乗って飛んでいって　人々の心を癒すように地球上を　宇宙上を　すっぽりと覆ってくれたらいいのにな・・QUE　SERA SERA

  2005.05.27

• 小さくて大きなシアワセ

  車の窓と屋根を全開にして、街の郊外へと車を走らせる。今月最後のHoliday,草原に2人寝転がって、静かに本を読みたい気分。30度前後いっていると思われる暖かい陽気に、身体も心も心地よく包まれてゆく。いつも行く公園と違って、郊外の草原には人が殆ど見られない。お気に入りの場所を見つけると、ブランケットを大きく広げて　大の字に寝転んだ。気持ちいいー****♪ふと、周りに茂っているクローバーに目が行った。「4つ葉のクローバー、あるかな・・・」軽く見渡してもなんだかなさそうなので、ブランケットから離れて少し離れた所に行って目を凝らしてみる。4つ葉　4つ葉・・♪　単なる迷信でも、ラッキーな4つ葉に出会えるように♪「あったー!!!」車にたまたまおきっぱなしになっていたカメラに収めリラックスしながら本を読むジュリアーノに見せに行く。「わーい！ラッキーハッピーだね。でも、この辺にもあるんじゃない?」と、ブランケットの周りを指差す。「適当に探したんだけど、なかったの。」と言ってもう一度目をその辺りにやると・・・・ここにもあった！☆その小さな小さな4つ葉のクローバーは　大きな3つ葉のクローバーの影に隠れてまるでこんな風にでもささやいているように、そこに存在していた。”最初からここにいたんだよ。さっき、見つけてくれなかっただけなんだ。”小さなハッピーやラッキーは、こんなに近くにあるんだよね☆ただ、見つけられるか否かは　探す人の　腕次第。本を読んである程度の時間をすごした後、2人で手をつないで、ただ空を見上げた。　メディテーションをするでもなく、何かを話すでもなく、ただ無言で空を見上げ続けた。高い高い　空の奥の方まで　透き通って見えてゆく感覚。どこまでも　どこまでも　果てしなく続く　この空。そうするうちにいつの間にか、二人は眠ってしまったらしい。お腹がすいて、目が覚めた（笑）。それもそのはず、時計を見ると既に8時に近い時刻。グ～。「グリルしよう！！」　（バーベキューの事）休日でお店は閉まっていても、ガソリンスタンドは空いている！少し走って、一回きりのグリルセットと食物を調達♪ソーセージにビール、これぞドイツのグリル食!!（笑）焼きあがるまで、バトミントンをしたりフリスビーをしたりして待ちいい香りが漂ってくると、後ははもう　野性に戻るのみ！（笑）日も暮れかけた10時近く、片づけをして家路へと向う。シンプルなしあわせ。小さな4つ葉のクローバーから教えてもらった　こんなに足元にある　小さくて大きな　シアワセ。ありがとう。全てのものたち***

  2005.05.27

• ☆続・シアワセ☆

  昨日のテーマに引き続き・・・”ここにもあそこにも”　と言われても自分の周りの　どこにシアワセがあるのかわからない・・・かくれんぼうじゃああるまいし、そんな、見つけられないよ・・・そんな人、そんな時　　静かにそっと、目を閉じてみませんか？目を閉じて、自分の胸の奥の方、またはお腹のぐーんと底まで深く　深く　意識を持っていってあげる。自分ってね、思ったより深いんだよ。リラックスしてその、一番一番深いところに　意識して　意識を向けてあげるとあ・・・あたたかい・・・・こんな所に　光があった・・この光はね、私たち皆の中に必ずあって見つけてあげればあげる程　大きく輝きを増してゆく。自分の中の、優しさに気がついて。自分の中の、大きな光に気がついて。そこにほら、シアワセがあるよ。

  2005.03.29

• ☆シアワセ☆

  シアワセが　いっぱいいっぱい転がってるよほらここにもあそこにも大きな笑みを浮かべながら「気が付いて♪」って、あなたに話しかけてるよ

  2005.03.28

• 幼児虐待、子供虐待、お受験虐待？？

  昨日、あるドイツ人から一つの質問がありました。「これ　いつか何かの記事で読んだのだけれど、本当の事・・？」「何？」「日本の、幼児または子供虐待の話・・・」幼児虐待は、悲しいかな本当にある話なので（日本だけではないでしょうが）その事かなと思ってもっと聞いてみると・・「親が必死で子供に勉強させる。良い学校に入って良い成績をとって、良い大学にいって良い会社に入るために。　幼稚園の前からすでに受験勉強させるっていう話。」私は少し驚きながら「私は日本を離れてからしばらく経つので　現在もそのままかは詳しくわからないけれど、私がまだ日本で暮らしていた頃はそういう話は現実的に沢山あったよ。でも、それを　”虐待”　と呼ぶかどうかは疑問だわ・・」と答えた。「そうね、”虐待”ではないかもしれない。　肉体的には虐待ではないわよね。でも、精神的に、子供に無理強いをしているとしたら、子供にとっては辛いんじゃないの？」「うん、そう思うよ・・それで自分の道を見失っている子供たちも多いと思う。」「どうして親が子供の道をそんな風に最初から決めてしまうの？」「レールを引いてあげることが良いことだと思っている親も多いのかな。」「！！！！！そんなの子供のためによくないよ！！！」「うん、その通りだとおもう。何だろう・・・子供の安全性や保障という名目のうえに、親自身の見栄や世間体が多々あるんじゃないかな・・・」そこから発展して、公園デビューの話など、様々な教育の話に広がった。子供の人生は、親の人生ではありませんよね・・・子供は、親のお人形でもおもちゃでもなく、魂を持った人間として生まれてきています。レールをしいてあげる事で、勉強を沢山させる事で、子供の将来はハッピーになるのでしょうか。そのハッピーは、どこから、どのような基準で作られたハピネスなのでしょうか。・・・・もちろん子ども自身ではありませんよね・・・・”虐待　”重い言葉です。子供に、そんな重いものは持てません。その代わり、大空から全てを見渡せるように、背中に羽を付けてあげて自由に飛ばせてあげましょう♪　（比喩ですよ、比喩（笑）羽は付けられなーい！（笑）子供の可能性は無限。彼らは自分たちで、それを見つけられる能力を十分に持ち備えています☆自分を活かせることが本当のハピネス。そしてそれは、全ての人に与えられた贈り物なのです。

  2005.03.18

• うれしい楽しいハッピー☆

  朝一番シャッターを開けると、光が眩しいっ！！そして外に出ると、もう、嬉しくて顔がほころんでくる。なぜなら、空気がとっても柔らかくって温かいから。そう、数日前にどうやら、春が訪れたようです！！！ダウンタウンに行くと・・・思った通り人々は、既に半そでやノースリーブの姿。あちこちでアイスクリームをほうばっている。明るい表情で、”待ってました♪”とばかりに、開けられたばかりの屋外カフェで楽しそうに集っている。どこもかしこも　”これぞ春！！　”という姿を見せてくれ、心も踊る気分です。プラス！明日からの週末を含め、ジュリアーノの有給消化、１１日間のお休みが始まりまーす♪HOW HAPPY☆☆☆

  2005.03.18

• Nothing Nowhere

  何処かではなく此処ココにいる何かではなくて　何もない　”無”それは何かが欠けているわけではなく全てがそこにあること・・・今、此処でただ　この瞬間に意識を向けてこの瞬間に全てを集中する外側のことや　次のことに捕らわれずにただ　この瞬間に自分を置くとほら　不思議・・・周りに探してた　見つからなかったものがそこにあるのに気がつくよ何もなくした　自分の内側に　実は全てがあることに温かく　無尽蔵に湧き出る　泉がそこにあることに満たされて　大きく照らされる感覚はいつも　いつでも　”此処”　にあるNothing　Nowhereどこでもない　何でもないただ、此処今この瞬間の自分の中もう　外側にまどわされなくていいんだよ全ては今　此処にあるから．．．．

  2005.02.02

• 自分好き好きテクニック☆

  とっても簡単に、自分大好き☆を感じる方法。それはね...自分を呼ぶこと！！シーン・・・・・（笑）O.K.　O.K.,　説明はこれからです。（笑）それは、自分の本当の名前でも構いませんしニックネームや　○○ちゃん、○○君、○○さん　でもOK,そのほか、何でも自分が呼ばれて、言われて、心地よい響きの　←ココ重要！　言葉（呼ばれ方）を　頭に思い浮かべてみてください。注：自分で気に入っていない名前や呼ばれ方は決してこれには使わないようにネそしてただ、自分を呼んであげるのです。呼ぶといっても、「おーいっ！」という感じではないですよ（笑）。ささやくように　唱えるように　優しく、思いやりをこめて、ね。自分に「こんにちは」って挨拶をするような気持ちで優しく優しく、温かく。人とのコミュニケーションをとる時のことを考えて見ましょう。話す時に相手の名前を呼ぶ（唱える）と親近感をうみ、相手も自分もお互いの距離を少し近く感じることが出来ますよね。それと同じです。自分で、自分の事を呼んであげて。気に入っている呼ばれ方を、唱えてあげて。それもね、一度ではないのです。連続して、何どもね。早く唱えちゃだめよ。早口言葉じゃないからね（笑）ゆっくりと　　目を閉じて　　音を　響きを聞くように繰り返し　繰り返し　　　自分を呼んで　名前を唱えて温かく　　　優しく　　　ゆったりと　　心地よくね深く　　深く　　自分全体を　完全に受け入れて　受け止めて　包み込むように　　自分に意識を向けてあげるこの世に　意味を持って生まれてきた　とても　価値のある自分強く　　　　深く　　　温かく　　その存在を　包み込む自分自身に受け入れられて　大きく包まれてゆくのをただ　　感じてだんだんと、胸があたたかくなってくるかもしれない心がふわーっとしてくるかもしれない自分自身が　大きな愛を　自分自身に与えている自分自身が　深い愛を　　自分自身から受け取っている大すきーっていう思いを込めて温かく　　　　優しく　　　　　ゆったりとだんだんとその想いが　身体に心に伝わってきたら自分を抱きしめてあげてみましょう腕を胸の前で交差して　肩や背中を抱くようにギューッ　て．．．．　抱きしめて守られていて　　　　愛されていて　　　喜びと平和の感覚　自分、大スキーっ　て　伝えてあげて満足したら　その感覚を覚えておきながらゆっくり目を開けて.....おかえりなさい（笑）どんな感じがしましたか?自分で自分の名前を繰り返し唱えるなんて　奇妙?(笑）そうかもしれない。　人前ではしないほうがいいかも（笑）。でも、だまされたと思って、試してみてください☆一度でうまく感じられなくても覚えておいて、思い出したら　又　何度も試してみて。そのうちに、ふっと　感じられるようになるかもしれない。その温かさと心地よさに、やみつきになるかもしれない（笑）　自分が自分を大好きな気持ち、愛する気持ち自己愛だらけで　ワガママ自分中心になってしまわないかって?チッチッチ...↑人差し指を立てて、左右に揺らしています（笑）（No,No,No,ってう意味よ♪）自分を愛することが　バランスの取れた愛の根点。自分への愛のバランスが感じられていることは健康な愛を感じられる大元なの。このことについては、また改めて書きたいと思っています。ソウルメイトの愛なども含めて☆自分を大好きなことってとっても心地よいだけでなくとっても大切なことなんですね♪自分好き好き！☆是非是非感じてみてくださいね♪

  2005.01.15

• ☆自分大好き！！☆

  先日かわらヅチさんのところへお邪魔した際にジョークで「自分大好き同盟」と書き込んだのですが同盟はどうでもいいにしろ（笑）”自分が大好き”な事について書こうと思いました。自分が許せなかったり、好きでなかったりする時や人って、あったりいたりすると思います。でもね、それってどうして？？根本的に人は皆、自分が大好きなはず☆だって自分は自分でしかなくて、ずっと一緒に生きてゆくのに嫌いだったら辛いじゃない?なのにどうして自分を否定することが起こるのか...それは、色々な方がおっしゃっているように自分以外の視点から、自分の価値観を決めたり比べたりしてしまっているから。セラピューティックに言ってみると、その殆どは、幼児期の体験から来ています。両親からの言葉、丸ごと受け入れてもらえなかった子供の自分、周りからの、比べられた自分・・・「もっと○○しなさい」子供心*それを出来ていない自分は、十分じゃないんだ「○○ちゃん（君）って、××だよねー。」子供心*　え、私って、××なの・・？　←周りの言葉で、自分を作り上げようとしています。子供は、素直でまっすぐな分、その影響を受けやすく、それが大人になっても潜在意識に残ってしまっていることが多々あるのです。でもね、もう子供じゃないよね？子供のようにまっすぐな心は持ち続けていても、子供のときに感じたいらない事を、大人になった今でも引きずらなくても良いのです。さあ、捨ててしまいましょう! コンピュータのデータをクズカゴにポイッ!!（そしてそのクズカゴも、空にしてね☆）今、ここに、こうして生きている自分。誰からの価値観でもなくて、自分で自分として生きている自分。好きですか?私は自分が大好き。何をしても、どこにいても、あちゃちゃって事があっても、自分、大好き☆自分大好き同盟発起人、会員ナンバー１番の私です☆（会員は、私しかいませんが（笑））過去の自分は今の自分を創ってくれている歴史。未来の自分は今の自分の先にある自分。だから今が一番。今の自分を大切にして。大人になってからでも、今からでも、この瞬間からでも始められるのです。自分大好き☆次回は、☆自分好き好き☆　を感じられる　すっごーく簡単なテクニックを書こうと思います。お楽しみに☆

  2005.01.14

• 子供の笑顔

  新しいラテンダンスの講座を申し込みに行ったお昼過ぎ他の講座の申し込みのために前に並んでいた女性の脇に、小さな男の子。私の方を振り返ったかと思うと太陽のような大きな笑みとともに　「ハロー**」とニコニコ。私も思いっきり微笑んで「ハロー**」。その小さな男の子は、何度も何度も私の方を振り返って沢山の微笑をくれた。子供の微笑みって、なんてすごいパワーなのだろう。外は雪が降っているのにこんな小さな小さな身体の子供の　大きな大きな微笑みでその空間が　とっても暖かかくなった。笑顔はそれ自体　すごいパワーがあるけれど子供の笑顔って　さらにさらに　すっごくパワフル。可愛くてたまらん！！！という思いのまま「チャオ」と挨拶をし、白い町並みを歩きながら心は快晴の私であった。

  2004.12.22

• ことばの魔法の小技

  ことばで自分を磨く小技（？）。おとといの日記からの、更に発展日記です。自分を磨く方法は、たーくさんあるけれど”ことば”も　見逃せない　重要な要素。それは相手に様々な印象を与えるというパワーの他に自分自身を変えてしまうパワーが潜んでいるから。おととい書いたように、ネガティブなことばを繰り返していると人相が不幸になる!!眉間にしわがより、大切な、第3の目を閉じてしまうのだ。カナシイ....そこでそうならないためにも、ことばの大きなパワーを借りる。それは、ただ簡単に、口にすることばを変えてみるだけ。◆『Ｓｈｏｕｌｄ』　を　『Ｗｉｌｌ』　にするだけ。「今日はＯＯしなきゃ」「ＯＯに行かなくちゃ」をやめて「今日はＯＯをする」「ＯＯに行く」と、言ってみる。ただ、それだけ。『Ｓｈｏｕｌｄ』　は　行動が、物事の犠牲になっている。それに対して　『Ｗｉｌｌ』　は　自分自身の選択。犠牲者になりたい?それとも自分で自分の人生を選択したい?『人生』なんて大きく考えなくても日常のことは全てそう。「ＯＯをすること」に、囚われたくない。だから　「しなければいけない」とは、言わないだけ。犠牲者になって悲劇のヒロインになって、同情されても嬉しくないのは私だけ?私は　せっかくヒロインになるのなら、ハッピーなヒロインになりたいな。例えばこの日記だって、「書かなくっちゃ」と思ったら重くなる。書くことを選んだから、　「書く」。自分の意志で行動している事を意識すると前向きな方向に、物事が動いてゆくのは自然の流れ。ことばの魔法の小技って、なーんだ、自然の流れにのる事だったのね***

  2004.10.19

• 人のことばを聞いて我ことばを振り返る

  Ｓが楽しそうに、地中海クルーズ旅行の話をし始めた。目の前に風景が浮かんでくるような表現豊かな話。上品なことばとウィットに富んだ彼女の話は、私たちをグイグイと惹きつけたまま、面白いように展開をしていった。船の上の状況や、豪華な食べ物、周りの人々などの情景がありありと映り、皆の笑顔が浮かぶ中.....何故だか時に、話がさえぎられる。ポツン、ポツン、と、テンポが崩されていることに気がついた。そう、話を聞いている側に一人『Ｓｈｏｕｌｄ』を連発する人がいたのだ。ちょっと可笑しな失敗談などが繰り広げられると彼女は決まって「アナタはこうするべきだったんじゃないの?」と　『Ｓｈｏｕｌｄ』（ドイツ語では『Ｓｏｌｌｅｎ』）を挟む。その可笑しな話は、ゴージャスな旅行をかわいらしく仕上げるのに一役買っていて、聞いていて心地の良いものだったのにもかかわらず。それに気がつくと、彼女が所々で『Ｓｈｏｕｌｄ』を繰り返し、話をぽつんとさえぎっていることがわかった。話し手は時に流しながら、時に腑に落ちない顔をしながらもテンポを崩されて、それでも穏やかににこやかに話を終わらせた。『Ｓｈｏｕｌｄ』さんが最後に乾いた口調で言ったことば。「これはこれは、良い話だったわね。」それから彼女と会うたびに、私はそれが気になるようになってしまった。誰の話の場合でも、『Ｓｈｏｕｌｄ』を連発しているのだ。「えー、こうするべきだったんじゃないの?」「こうすればよかったのに」「どうしてこうしなかったのよ」話を最後まで聞く前に、たいていの場合、このような求められていない否定的なことばでさえぎっている。彼女の眉間には深いシワ。口元は斜め、への字に曲がってしまっているのにも気がついた。ことばって、とても大切なもの。ポジティブなことばを発していると、ポジティブなエナジーがやってくる。反対に、ネガティブなことばたちはネガティブなエナジーと、不幸人相をつくってしまうのだ。コワイ!私は鏡に向かって、眉間のシワを確かめた。口元を確かめた。口角をあげ、ポジティブなことばを発しよう。話はさえぎらないように、『ＯＯすべき』と決め付けない。口角をあげて笑顔でいると、ほら不思議、ネガティブなことばは出てこない。ネガティブなことばは似合わない。学べる元は、色々なところに転がっている。人のことばを聞いて、自分のことばを振り返る。素敵なことばとエナジーを発して、幸せの道を歩いてゆきたいな。

  2004.10.17

• セレブの時代と本質のブランド　

  クラウディア・シファーがディスカッションクラスのトピックに用いられたのには、訳があった。（9/28の日記より）「セレブの時代」である今、彼女のようなスーパーモデルを起用することで、その商品の売り上げがぐんと伸びる。その「セレブの時代」について考えるためだった。セレブの時代....セレブが着ればその服が売れ、セレブが持てば皆そのバッグを持ちたがる。セレブが起用されたコスメを使うのは、そのセレブのようになりたいから？．．．少し前、私の住む街中で、沢山の　”小パリスヒルトン”(コパリスヒルトンと読んで下さい）を見かけた。長いブロンドの髪に斜めにかぶったハンチング、そして小脇には、手の平にのりそうな小さな犬をかかえて歩くティーンエージャーたち。アメリカでは、ブッシュとケリーのラリーにさえも　セレブが応援に加わっている。「セレブの時代」セレブが動けばお金が動くセレブという言葉に　人々は弱いのか。しかし私が注目したいのは、セレブよりもブランディング。今、個々のブランディング化、起業のブランディング化が必要とされてきている時代。自分だけの、その会社だけの、特質を活かすこと。私たちは誰も皆、この地球に、ただ一人。この宇宙に、ただ一人。それぞれの目的と役割を持って、この世界に生まれてきている。「セレブ」と呼ばれる人々も、彼らの目的と役割があり、そして彼らもこの地球上にただ一人。皆　同じ　大切な存在。皆　違って　皆　特別。私は私であり続けたい。この世での、私の役割を果たすため私にしか出来ないただ一つの創作世界を、この世に送り出していくためにここに存在していると信じるから。そして誰もがそうなのに、それに気がつかずに「セレブ」の時代の後を追う。自分ブランドでいたい。自分ブランドでいようよ。自分ブランドで、一番自分が輝ける。それが本当の、本質のものだから。

  2004.10.13

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