犯人に罪悪感なし?
やっと発表された情報漏洩犯の名前。松崎正臣39歳。顔をまっすぐに上げて逮捕される様子を観ながら、彼は自分のしたことを犯罪だと思っていないように見えた。それに比べて会社側の会長兼社長(漏洩開始時には社長でなく最近会長になったはずの方)はマスコミの取材にも平身低頭で謝罪に終始。セキュリティーの甘さと社会に及ぼした迷惑はたしかに会社側にあるが、セキュリーティーの欠陥に気付いて情報を盗み出した本人のあまりの堂々とした逮捕の様子を見てわりきれない思いをしている。最近の犯罪の加害者に対する報道をみると厳しさが感じられないと思うのは私だけだろうか?池袋の繁華街での車の暴走は脱法ハーブ問題にすり替えられていて、小樽のひき逃げ事件はその後、タバコを買っていた犯人は酒気帯びスピード出し過ぎを問われている。大阪にもあった車の暴走は低血糖のためと(犯罪にならないの)???殺されてしまった人たちの立場でなく、加害者事情を発表する警察と放送するマスコミ。加害者の人権を守っても(少年・病気・酒・脱法ハーブなどの理由)マスコミの報道を観るかぎり、人権さえ大事に扱われない被害者には絶対なりたくないと思う。松崎正臣がもし軽い罪にしか問われないなら、情報漏洩事件は後をたたないだろうし、彼が釈放されたら、そう言う職種からの求人が相次ぐかもしれない。