る～む335

9日の矢口清治さんがDJを務めるNHK-FMの
ミュージックプラザは涙の洋楽ヒット特集だった。

涙がつく楽曲、バンドの曲のリクエストが多くて、
通常は番組の中間部が特集コーナーで
前半と後半がリクエストコーナーにも関わらず、
今回は全編涙のリクエストになった。

そんな中、番組の一番最後にかかった曲が
リンダ・ロンシュタットの「Hurt So Bad」だった。
邦題は「涙がいっぱい」。
今回初めて邦題を知った（大汗）。

なんと懐かしい1曲だろうか。
私の記憶から彼方に消えていた1曲だった。
何十年ぶりに聴いただろう（汗）。
まさに「涙がいっぱい」溢れんばかりに
あまりに懐かしくて聴き入ってしまった。

この曲、高校時代に組んでいたバンドで
コピーした曲だった。
ヴォーカリストの女の子が曲選会に持ってきて採用、
練習してライブでも演奏したはずだ。

数十年ぶりに改めて1曲通して聴いたが、
高校生がやるには余りにも地味というか、渋すぎる。
よくこんな大人の曲をハナタレ小僧達で
演奏していたと思う。

当時の演奏テープも何も残っていないので、
私はこの渋いベースラインを
どんな風に弾いていたのだろう。
おそらく穴があったら入りたいぐらいの、
ただ単に弾きましたというような、
ノリもグルーヴもへったくれもない、
恥ずかしい演奏だったに違いない。

考えてみるとこの曲以外も、
イーグルスの「I Can't Tell You Why」とか、
「One Of These Nights」「Desperado」等も演奏したが、
高校生のバンドが取り上げる曲には渋すぎた。

もしもタイムマシンに乗って、
当時の自分のライブを観に行けたら、
ライブ会場でジーン・シモンズのようになって
顔から口から火を出しまくって、
倒れてしまうに違いない（爆）。

それにしても、過去バンドで取り上げてコピーした曲は
全てCDで揃えていたつもりだったが、
この「Hurt So Bad」は本当にすっかり忘れていた。

超、超久しぶりにこの曲を思い出させていただき、
聴かせて下さった矢口さんに感謝。
本当にありがとうございました。

当時のバンドメンバーのみんな、
特に女性陣は今どこで何をしているのだろう、
元気に暮らしているのだろうか。
心当たりのある貴方、
もしこのブログを見たら連絡下さい（笑）。

リンダ・ロンシュタットのベスト盤に
この曲が収録されているようなので、
中古盤屋で見つけたら買って（新品買えよ･･･苦笑）
もう一度聴いてみたい。


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