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カテゴリ:音 楽
山下達郎Performance2010のツアー初日、
厚木市文化会館へ行ってきました。 デビュー35周年を迎えたタツローさんの「35年目の35本」の 最初の1400人の1人になれた幸せ。 前回のPerformance2008-2009の初日に座った席を 遠く見下ろす2階席の片隅に居ましたが、 そんな事はどうでもよくなる強烈なパフォーマンスに、 今も興奮が冷めやらない状態が続いています。 前回のツアーは初日の厚木と終盤の神奈川県民を観ました。 どんな曲を演奏してくれるのかという期待感の中、 関係者以外は知らないセットリストを日本中で一番最初に 知る事ができるという1400人の中の1人になれた喜びと、 ライブ終盤(当初は関東千秋楽だったんですが)の 恐ろしく円熟度を増した演奏を体験してしまった私。 一度知ってしまった快感を忘れる事は難しく、 今回のツアーも度重なる先行予約の落選にめげず、 初日の厚木と10月の神奈川県民の千秋楽を なんとか押える事ができたのは本当に有難いと思います。 定刻から6分ほど遅れて開演したステージ。 35年前、シュガーベイブでデビューしたタツローさんが、 ご自分の原点に戻って35年を振り返り、 東西落語の大御所の名小話や我らのヒーローも顔を出し、 おまけに日本歌謡史まで振り返ってしまうなんて。 何を言ってるのか、観てない人には訳わかりませんが、 オープニングからしてサプライズの連続の3時間でした。 ベストヒットライブ的選曲だった前回のツアーと比べると セットリストは大胆に入れ替えられて、 前回も今回も演奏されたのは確か8曲ぐらいでしょうか、 前回聴けずに聴きたかった曲があれもこれも登場して大興奮。 今回、新たなメッセージソングが、 奇しくも更なるメッセージソングになった事で 感動と勇気を与えてくれて、ライブの一つの大きな山場になり、 目頭が熱くなりました。 また、終盤に恒例の小道具が登場しましたが、それがなんと フェスティバルホールの形見だったのです。 タツローさんのフェスへの想いを感じると同時に、 帰阪の度に見てきたフェスの解体工事の風景が浮かんできて、 また目頭が熱くなりました。 猛暑、酷暑の中で会場入りして始まったライブ。 3時間で日本の四季を音で体感して、閉演後に暑い夏の現実に戻る、 そんなヴァーチャルなひとときを過ごしてきた様でした。 御大からネタバレ禁止令は発令されませんでしたが、 前回はあったライブ終了後のセットリスト掲示が無く、 これは無言のネタバレ禁止令だったのかもしれません。 それにしても、ツアー初日でこんな凄いステージを見せられて、 これから日本全国を巡って33本のステージを重ねた後に、 再び神奈川県に戻ってくる35本目の県民ホールの千秋楽が どれだけ凄い事になるのか、今から楽しみでなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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