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カテゴリ:野 球
9月16日の今日、近畿日本鉄道が創業100周年を迎えます。
近鉄のホームページでは創業100周年記念サイトも開設していて、 関東に居ると全く様子が伝わってこないのでわかりませんが、 様々なイベントや記念事業、グッズの販売等で 近鉄沿線は盛り上がっているのでしょうか。 私が愛したプロ野球チーム、近鉄バファローズを 消滅させた事に対する恨みつらみは 100周年のお誕生日のめでたい日なのでやめときます。 大阪に居た頃は常に身近で走っていた近鉄電車。 今日100周年を迎えた事に対して心よりお祝いと 長年お世話になった感謝の気持ちを述べたいと思います。 考えてみると近鉄バファローズの歴史は知っていますが、 近畿日本鉄道の100年の歴史については ほとんど知らなかった事に気がつきました。 週刊歴史でめぐる鉄道全路線(no.02) 週刊歴史でめぐる鉄道全路線(no.03) そんな私に最適な分冊百科を書店で見つけました。 「週刊歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄」という、 シリーズで毎週大手私鉄の特集をしている分冊百科です。 7月27日に小田急を皮切りに現在7号の東急・相鉄が発売中。 近畿日本鉄道は関西のトップバッターとして 2号3号と2冊を使って奈良線、大阪線をはじめ、 路線ごとの歴史や歩みを簡潔にまとめられており、 今更ですが近鉄について勉強させてもらっております。 1936年の上本町駅前の写真が大きく載っていますが、 これは初めて見ました。昔はこんなんやったんや・・・。 どうしてこの建物を残してくれなかったのかと思うぐらい、 荘厳で素晴らしい建物だった事を知りました。 2号の巻末に佐伯勇氏についての紹介記事があります。 バファローズファンの私にとっては、 バファローズの佐伯オーナーと言う方が馴染み深いですが、 その記事に掲載されている写真の中の1枚に、 1969年の太田幸司の入団会見に立ち会う佐伯オーナーの 写真がありました。 近畿日本鉄道の100年の歴史の中で、 半分以上の55年間存在していた近鉄バファローズ。 鉄道事業とは関係ありませんが、 それでも近鉄グループの歴史の中でもバファローズは 大きな存在だったのではないでしょうか。 百周年サイトには「この百周年の節目に決意を新たにし、 次の百年も末永く皆様から信頼される企業を 目指してまいりますので」とご挨拶されています。 長く築きあげてきた信頼も一瞬で失う事があると言いますが、 個人的には近鉄バファローズを解体、消滅された事で、 一気に信頼が無くなってしまいましたが・・・。 南海や阪急は、過去持っていた球団に対して 正面から向き合って、その歴史と存在に 敬意と愛情を表すギャラリーを作りました。 近鉄は南海や阪急とはレベルの違う日本一の鉄道会社です。 近鉄創業100周年という節目に際して、 55年の歴史を持つバファローズへの追憶、 敬意と愛情を形に残して欲しいです。 そうする事でバファローズを誰よりも愛した近鉄中興の祖、 佐伯オーナーへのご恩返しにもなるのではないでしょうか。 結局近鉄バファローズの事を書いてるやん(汗)。 路地裏の近鉄ファンのつぶやきでございました。 開業100周年、おめでとうございます。 遠く離れた関東の地から謹んでお慶び申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月16日 01時00分10秒
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