|
カテゴリ:音 楽
小田急本厚木駅前の商店街にあるCDショップ「タハラ」が
明日閉店してしまいます。 18日の朝日新聞夕刊の記事で閉店を知りました。 『3人育ててくれて「ありがとう」』の見出しで、 今をときめく「いきものがかり」をインディーズ時代から アルバムを置いて応援していたお店だったらしいです。 「いきものがかり」といわれてもその名前と数曲ぐらいしか 知らない私ですが、 調べてみると彼ら3人が幼稚園に通っていた頃でしょうか、 本厚木に赴任して約3年半暮らした街のCDショップが 「タハラ」でした。 音楽ソフトがレコードからCDに移行していた当時、 CDプレーヤーを買ってCDを買い始めていた頃で、 何かとお世話になったCD屋さんでしたので、 閉店は本当に残念でなりません。 1964年10月に開店したという超老舗店でしたが、 新聞記事によると昨年の売上がピーク時の3分の1程度。 昨年末に閉店を決められたそうです。 閉店を前に、ほんの少しの時間でしたが、 感謝の気持ちと惜別の想いを込めてお店に立ち寄りました。 もしかしたら一番街を歩くのは10年ぶりぐらいかもしれません。 一番街の通りには街灯ごとにいきものがかりの垂れ幕があり、 いきものがかり通りになっていました。 久々に訪れた「タハラ」の店頭にもいきものがかり売り場が 設けられていました。 あと数日で閉店してしまうお店に入ると、 1月15日からCDもDVDも70パーセントオフの影響でしょうか、 陳列棚にはほとんど商品がありません。 空になった陳列棚のいきものがかりのポスターが貼りまくられて、 いきものがかりCD店状態でした。 ポスターには12日に来店した3人のメッセージや、 全国から訪れたファンの皆さんが残したメッセージがびっしり、 「タハラ」はいきものがかりファンの聖地になっていました。 感謝の気持ちを残したいと思って何かCDかDVDを、と思っても、 1階も地下も買うCDがほとんど無くて気持ちを表せませんでした。 すみません・・・。 過去見てきた渋谷や銀座、横浜等のHMVの閉店と比べても 閉店しても他店に在庫を回せるHMVとは違って 信じられない位に商品がなく、 暖簾を下ろす時が迫っている事をひしひしと感じて、 本当に寂しい気持ちのままお店を後にしました。 CD店で現物を見て買う時代から通信販売やダウンロードが 中心になってしまった現在の音楽事情。 地元にしっかりと根を下ろして音楽を提供するCD屋さんが 次々と閉店していくのを目の当たりにするのはホントに悲しい。 特に本厚木は、昔はディスクユニオンやWAVEにHMVやヴァージン等、 CDショップが乱立していた豊かな時代もありましたが、 1店、また1店と閉店していき、ついに老舗のタハラさんが閉店・・・。 ゆゆしき事態であります。 タハラさん、本厚木に住んでいた頃はお世話になりました。 レコードからCDに時代が移行していたあの頃、 続々と発売されるCDを求めて、貴店に何度訪れた事でしょう。 感謝、感謝、本当に有難うございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音 楽] カテゴリの最新記事
|