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カテゴリ:ふるさと九州
お父さんの仕事 ねぇ、お父さんの仕事 なんしよっと? ウチのお父さんは電車の運転手 海底まで人ば運びよっと オレのお父さんは石炭ほってる ぼくのお父さんは電気工事 アタシのお父さんは学校の先生 ウチの家はお店ばしよる 役場に病院におまわりさん いろんな仕事があるんだね お父さん お仕事ごくろうさま (絵本「軍艦島グラフィティ」絵と文 神村小雪 より) 私が選んだ 3枚目は これ♪ 「お父さんの仕事」を誇らしげに 言い合ってる、 子どもらの顔が 浮かんできます。 わたしは、熊本人なので これを 「熊本弁のイントネーション」で 声に出して読むと、(長崎と熊本は 同じ九州でもちょっと違う) これまた いいんですねーー。 特に「おれのお父さんは 石炭ほってる」!! この文がたまりません。 石炭を掘るって、「汚い、危険、きつい」の3Kのイメージ。 だからこそ、連帯感、信頼関係なくては 働けないんですね。 穴から出れば、組合の敵味方でも 穴の中は 命綱。 危険と背中合わせで 働くお父さん。真っ暗な穴の中で きっと、子どもたちの 笑い顔を 思い浮かべているのかな? 石炭ほってる、お父さん、ピースなんかしちゃって のどの奥のほうが じんとくるんです。 子どもが 誇りに思う おとうさん!! あなたたちがいるだけで 安心なんですよ♪ 絵本の構成は32Pあって、絵は35枚・当時の写真は39点、 文は32稿が載っている中から 私の選んだ 「6枚」の絵と文を ご紹介してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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