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カテゴリ:マンガ
【鳥の世界も色々あるのね♪編】 「文鳥様と私」 佐々木倫子の人気漫画「動物のお医者さん」みたいな、ユーモアとウイットに富んだ、 表紙のキレイな文鳥の絵とタイトルにつられて買った第1巻。 予想を裏切らぬ面白さに、文鳥界(そんなものがあるのか!?←ツッコミ。)をのぞき見している気がしてくる、はなでありました。 話は、まずは1羽の文鳥と作者今市子さんとの交流から始まる漫画エッセイ風。 「わがままで気が強くて乱暴でなわばり意識の強い文鳥」すなわち「文鳥様」の、 そして、作者が巻き込まれる、怒涛の如き、子育て話まで、 繰り広げられるは、 気弱で計画性のない、夢見がちで行き当たりばったりの懲りない飼い主今市子と、 明るくも悲しい毎日の悲喜こもごも。 人間関係もいろいろあるように、文鳥の世界も関係はいろいろあるようで。 思わず読みながら、同情したり、笑ったり。まるで自分で飼っているかのごとき、臨場感。 気位の高い文鳥たちに蹂躙されながら、それでも快感を覚える作者の姿に、 読んでいるうちに、キャラ立った文鳥様たちの生きざまに触れて、この顛末はと、好奇心が。 速攻で第2巻を買って読む。 なるほど、そういうことなのね。フムフムと。 文鳥の世界に振り回される飼い主のマゾヒスティックな快感に、読み手の私も、一度関わったら、最後まで見届けなくては、という気になって、次巻が待ち遠しくてたまらない。 ひとクセもふたクセもある、愛すべき文鳥たちのドタバタ始末記。 過去に何かペットを飼ったことのある人にも、 一筋縄ではいかないペット「文鳥様」たちと作者との関わりを通して、 (→他の観点からのレビューは、こちらをどうぞ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.22 08:58:54
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