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2008.11.26
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カテゴリ:昭和時代
昭和7年、血盟団事件が発生しました。
この事件は、井上日召により結成された右翼団体血盟団が、日本の政治家や財界の人物を標的に定め、一人一殺を掲げ暗殺を決行した事件です。

犠牲になったのは、元大蔵大臣・井上準之助、三井財閥の総帥・団琢磨両名でした。
いずれも血盟団に、日本の混乱させた張本人とみなされ標的になったわけです。

他にも血盟団は大物政治家を標的にしてたと言われていますが、警察の捜索により井上日召が首謀者であると突き止められ、血盟団員は逮捕されました。

裁判では井上ら4名に無期懲役の判決が下りましたが、後に恩赦により釈放され、その一人である四元義隆はその後政界に関わり大きな力を持ち、2004年に96歳で死去しました。

ついこの前日本で発生した厚生労働省の元事務次官殺害事件は、この血盟団事件を思わせるような事件でした。
容疑者である小泉容疑者には黒幕がいるのでないかとかいろいろ噂が流れていますが、真実はどうなのでしょうか?





血盟団事件

近代日本における転換期の思想

近代日本の政治精神

権藤成卿



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最終更新日  2008.11.26 15:17:03


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