カテゴリ:昭和時代
1945年の日本の敗戦により、1910年の韓国併合によりはじまった日本による韓国統治は終わりを告げ、朝鮮半島は独立するかに思われました。
しかしそこにアメリカ、ソ連両国による政治的思惑なども絡み、朝鮮戦争が始まり、結果的に朝鮮半島は南北に分断されることになりました。 当時南側の大韓民国を支持していたのがアメリカで、日本は戦争当時アメリカ軍の朝鮮半島における軍事的物資などを生産したり調達する場として重要な位置を占め、そのため日本の工業生産は飛躍的に伸び、戦後日本の復興に大きな影響を与えたと言われています。 もちろんそれに対する反対意見もあり、朝鮮戦争がなくても、もともと持っていた潜在能力から、いずれ日本は現在のような先進国になったであろうという意見もありますが、いずれにしても、このことは朝鮮特需と言われます。 確かに戦後の日本が大きく復興したことは非常に喜ばしいことですが、そのきっかけとなった出来事が戦争と言われると、あまりイイ感じはしませんね。 この戦争により、親族が南北に分断され離れ離れになった人達もいますし、やっと独立できる思っていた人々も再びその道が閉ざされたわけです。 また、今もなかなか解決しない拉致問題も朝鮮半島が南北に分断されたことにより生じたことですし・・・ このことに限らず、何かを成し遂げるために何か別のことが犠牲になるということに、何かやりきれない思いがしますね。 ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.19 17:21:00
[昭和時代] カテゴリの最新記事
|
|