カテゴリ:江戸時代後期
幕末・明治維新期の著名人や有名な隊の関係者で、長生きをした人物として、元新撰組隊士の池田七三郎(稗田利八)が挙げられます。
彼が新撰組に入隊した時期は、鳥羽伏見の戦いが始める前年の6月と遅い時期ですが、戊辰戦争では各地を転戦後に戦死したといわれていましたが、実は脱出に成功しておりその後新政府側に降伏しました。 そして長い年月が経ち、彼が亡くなったのは1938年(昭和13年)で享年90歳という長寿を保ちました。鳥羽伏見の戦いから実に70年後のことです。 彼の晩年の写真を見たことがありますが、刀を抜いているその姿に年老いてもなお貫録を保っている様子がうかがえましたね。 幕末期の大老井伊直弼の四男井伊直安は1851年に生まれました。 井伊直弼が大老に就任したのが1858年ですので、当時は直安氏は現在で云うと小学生低学年くらいの年ですね。その後開国問題に携わり、また安政の大獄で多くの志士たちを弾圧した直弼は1860年に桜田門外の変で暗殺されてしまします。 その後幕末維新の動乱の中で彦根藩は新政府側に属し、直安氏も幕末や明治新政府においても活躍し、1935年(昭和10年)に85歳で亡くなります。 写真が残っていない直弼の姿を、後年彼が幼い時の記憶をたどり描いた肖像画が残っていますね。 幼い当時、国事に追われ多忙な生活を送る父親の姿や、激変する日本の情勢を彼はどうようにみていたのでしょうか。 【送料無料選択可!】NHK想い出倶楽部2~黎明期の大河ドラマ編 1 花の生涯 / TVドラマ ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.02 21:03:54
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