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最近、朝起きると、鶯の鳴き声が良く聞こえてきます。
鶯の鳴き声といえば、カタカナで表現すると「ホーホケキョ」と言った感じ。 これは、けっこう綺麗な鳴き声だと思うのですが、ここらへんにいる鶯の鳴き方は、「ホーホケキョ」には全く聞こえません。 なんとか鶯だと判別は出来るといったレベルの違いっぷり。 最初のうちは、練習中なのかとも思ってましたが、いつまで立っても「ホーホケキョ」からは程遠いまま。 最近は、別の方向性で完成しそうな気配で、非常に残念です。 どんな風に聞こえるか説明したいのですが、カタカナだけでは表現に限界があるので、やめておきます。 ちなみに、僕の実家の山の中では、「ホーホケキョ、ピッ」という鳴き方が流行ってました。(去年は) なにやら鶯の鳴き声には地域差がけっこうあるみたいです。 この地域差の理由の1つは、鳥の鳴き声っていうのは、親の鳴き真似によって習得するのが一般的だからのようです。 そんな話を聞いたことがあるし、シートン動物記では、カナリアに育てられた雀は綺麗な鳴き声だったとかいう話もありました。 なので、親の鳴き真似で習得であれば、地域性が出てくるのも当然なことのように思います。 ちなみに、鶯の鳴き方は何種類かあってその中でも、鶯の谷渡り鳴きという鳴き方があります。 この鳴き声、実家では良く聞こえてきて、僕はけっこう好きなのですが、現在の居住地ではさっぱり聞こえず寂しい限りです。 まさか、これも地域性なのか?と思って調べてみると 「谷渡り鳴き」は縄張りの主張や警戒を意味する鳴き声みたいでした。 鳴き方の地域性というよりは、都会のほうでは個体数が少ないので、「谷渡り鳴き」の出番がないのでしょうか。 何にしても、ちょっと寂しいものです。 余談ですが、カッコウ、ホトトギスといったカッコウ科の鳥の鳴き声は、親の鳴き真似で習得ではありません。 というのも、カッコウの仲間には托卵といった習性があり、他の鳥に自分の子を育てさせるからです。 カッコウだけは、親の鳴き方を真似ず、遺伝子に鳴き方が書き込まれているということのようです。 おしまい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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