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ルゼルの情報日記

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January 20, 2013
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《東京市場*来週の展望》(1月第4週)その3

■為替動向を睨んだ相場展開に

先週(1/15-18)の日経平均は上昇となったが、閣僚発言によって円相場が大きく揺さ振られるなか、先物市場での仕掛け的な商いが加わり、値動きの荒い相場展開だった。
金融緩和期待を背景とした円安が引き続き追い風となるなか、連休明け15日の日経平均は2011年2月17日高値10891.60円を上回って始まり、一時10952.31円まで上げ幅を広げる局面をみせた。

しかし、甘利経財相が「過度の円安は国民生活にマイナス」との発言が伝わると、為替相場は円高に振れる展開に。
その後も麻生財務相や石破幹事長などによる「円安デメリット発言」が相次ぐと円安基調が反転。
輸出関連を中心に幅広い銘柄に利益確定の動きが強まり、16日の日経平均は278.64円安に。翌17日には10432.97円まで下げ幅を広げる局面もみられた。

とはいえ、今週の日銀の金融政策決定会合では、政府との共同文書でインフレ目標を2%に引き上げるほか、追加緩和に踏み込む可能性が期待されており、押し目買い意欲は強い。
売買代金は連日で2兆円を超える流動性相場が続くなかで利食いを吸収し、週末には安倍総裁発言によって再び円が一段安に。
ドル・円が2010年6月以来の90円台に乗せ、追加緩和への期待から日経平均は週半ばの調整部分を吸収する大幅上昇をみせた。

■金融政策決定会合でいったんは達成感も

今週(1/21-25)は21-22日の日銀の金融政策決定会合に市場の関心が集中することになる。
政府との「共同声明」という形で取りまとめ、日銀は中期的に2%の物価上昇率を目指して金融緩和を進める一方、政府は成長戦略や財政の健全化に取り組み、一体となってデフレ脱却を目指すことが盛り込まれる見通し。
また、日銀は追加の金融緩和を実施するとの観測が広がっており、約9年半ぶりの2回連続緩和となる。
物価目標を2%に引き上げるとともに、達成が見通せるまで無制限に国債買い入れなどの金融緩和を続けることを検討するとの見方もあり、市場の期待は相当大きいであろう。

そのため、期待の高まりとともに金融政策決定会合の結果を受けて、いったんは達成感が意識されることになろう。
期待通りの内容としても、一先ず利益確定の流れに向いやすい。
会合後の為替動向にも変化がみられる可能性がある。安倍首相の経済政策「アベノミクス」に対して、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が「競争的な通貨切り下げには反対」とけん制するなど、円安批判もみられてきた。一方、内閣官房参与を務める浜田米エール大名誉教授の「円安は100円くらいが良い水準ではないか」との発言もあり、為替変動には注意が必要である。

■決算シーズン入りで個別対応に、円安メリットから内需や出遅れ循環へ

また、このところの主要銘柄の値動きをみると、トヨタ<7203>などは高値圏での保ち合いが続いている。
政府・日銀による強力な金融緩和政策を背景としたデフレ脱却への期待から押し目買い意欲は強いとみられる。
しかし、昨年11月からの急ピッチの上昇によって、利益確定の動きも出やすいところだろう。週末18日の米国株式相場はNYダウが5年1ヶ月ぶりの高値を付けた。
シカゴ先物(円建て)は高いところで10985円まで上昇。
日経平均は節目の11000円乗せが意識され、心理的には達成感も出てきそうである。

そのほか、米国に続いて日本でも決算シーズンに入る。
足元の円安の流れから業績見通しに変化がみられるかを見極めたいとするムードが高まりやすい。
物色についてもセクターから個別対応にシフトしてくると考えられる。
また、より出遅れているセクターや銘柄への循環物色がみられそうである。
セブン&アイ<3382>、オリエンタルランド<4661>など内需関連が昨年来高値を更新している。
そのため、主要銘柄の上げ一服によって日経平均は高止まりとなろうが、円安メリットから内需や出遅れ循環によって、日本全体の底上げが意識されよう。





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Last updated  January 20, 2013 10:39:30 AM
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