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ルゼルの情報日記

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August 16, 2014
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  • ☆物心がつく前から子役をしていました。大人になった時、「芸能人になりたかった」と後悔しないようにと、小さい時からオーディションに参加させたと両親に言われました。

     記憶に残っている最初のドラマは4歳の時。
    NHKの大河ドラマ「利家とまつ」で、浅井長政とお市の方の娘、初姫役でした。
    お城が落城する前に、お市の方に抱きしめられたシーンを覚えています。

     翌年、映画「踊る大捜査線」に出演。スリ一家の子供役。
    私は広場の真ん中で泣いていて、助けようとした深津絵里さんが撃たれてしまうという場面でした。
    でも、その頃は、演技をしているという感覚がありせんでした。

     演技を意識したのは、8歳の時に出演したドラマ「アンフェア」。
    刑事を演じる篠原涼子さんの娘役でした。
    オーディションでは泣く演技をしました。競争率は100倍以上だったと思います。子役の場合、演技の学校に通う子もいるのですが、私はテレビでドラマを見ながら、自分で感覚をつかんでいました。

     「アンフェア」の時は、スタッフさんから「NGを出さないね」とほめられた記憶があります。

     映画「ゲゲゲの鬼太郎」では、三つ子の妖怪の女の子。
    特殊メークでおかっぱのカツラをかぶりました。
    泣き虫だったり、病弱だったり、妖怪だったり、少し陰のある役が多かったですが、本当の私は明るく元気な子供でした。

     子役は楽しかったのですが、お仕事で学校を休むことがよくありました。
    小1の時に大好きな女の先生がいました。まだ新人の先生で、ひざに乗せてくれたり、優しく勉強を教えてくれたり。だけど、終了式の日を休んで、2年生になって学校に行くと、その先生は別の学校に行ってしまっていて、最後の日に会うことができませんでした。
    あの日、お仕事がなければ……。今も心残りな出来事になっています。

     小5になると、子役の仕事は控えて学業に専念することにしました。
    子役時代は放課後も仕事で、友達同士が遊びに行くのを「いいな」と見ていました。
    友達とすごすことが楽しかったのかもしれません。人生の大事な思い出になっています。

     中学校は受験をして、勉強が厳しい学校に入りました。
    まわりは自分よりずっと勉強のできる子ばかり。宿題もたくさん出されました。
    のびのびした小学生時代から一転して、勉強ばかりの日々になりました。
    環境が変わって、笑顔が少なくなり、大勢の人前で話すことが苦手になりました。

     それでも仲のいい友達に恵まれました。その中のひとりがAKB48のことを教えてくれ、テレビでAKB48を夢中で見るようになりました。
    勉強で苦しいことがあっても、AKB48のメンバーががんばっている姿を見ていると、幸せな気持ちになりました。

     憧れていたのは小嶋陽菜さん。かわいい曲も格好いい曲も大人っぽい曲も全部似合う。
    表現の仕方も、曲によって全然違うし、MCもおもしろい。「こんな女性になりたい」。
    テレビで15期生の募集を知って、応募することにしました。
    いつも一緒にテレビでAKB48を見ていた両親も「やりたいなら」と賛成してくれました。

     AKB48に合格してから、私は小学生の頃のような明るいタイプに戻りました。
    AKB48のメンバーの笑顔に救われてきたので、私も笑顔でファンの方たちを元気づけたい。
    そう思っていたら、自然と笑顔を取り戻せました。

     AKB48に入って、いきなり1週間に何十曲を覚えなくてはなりませんでしたが、その大変なことも楽しかったです。
    表現力が求められる公演でのパフォーマンスは、子役時代の経験がいきているように思います。

     今年4月のAKB48リクエストアワーのイベントで、卒業を控えた大島優子さんがセンターを務めてきた「ヘビーローテーション」のセンターをすることになりました。
    大島優子さんから「後継者」に指名していただきました。ライブの3日前にスタッフさんから電話で知らされた時は、「えっ!」と頭が真っ白になり、体が固まりました。2月に正規メンバーに昇格したばかり。
    「私でいいんですか」という気持ちでした。

     それからは必死で練習をして、余計なことを考えるひまもありませんでした。そして、当日を迎えました。

     本番の舞台は人生で最も緊張した瞬間でしたが、やりきることができました。
    その直後、舞台裏で、大島優子さんとお会いする機会がありました。
    「堂々としていて良かったよ」と言って下さいました。その時は、私を指名された理由をうかがえませんでしたが、その後、優子さんが雑誌の取材で、「これからの若手で、自分との似ているところがある」とおっしゃっていたのを見て、「そうなんだ」と思いました。

     自覚はありませんが、先輩から「優子に似てるね」と言われることが何度かありました。
    チーム4キャプテンの峯岸みなみさんは、「優等生な感じだけど、殻を破れば、(優子さんみたいに)すごい勢いがありそう」と、恐れ多い言葉をいただいて……。

     優子さんは、笑顔がまぶしくて何でもできる人のイメージ。だけど、私には何もありません。
    まずは殻を破らないと。目標は苦手なトーク(MC)を上達させ、「AKB48で一番!」と言える何かを見つけること。一歩ずつ進んでいきたいです。

    ■番記者から

     座右の銘は「一所懸命(いっしょけんめい)」。小1から中3まで硬式テニスを習い、松岡修造選手がテレビ番組で口にした言葉が気に入った。「一球一球に心を込めて打つ」。
    自分も一つ一つのことに一生懸命になって生きていこうと感じたのだそうだ。

     武士が生活のために1カ所の領地を命をかけて守りぬいた、という本来の言葉の由来も理解していた。
    教育テレビの歴史番組にAKB48メンバー3人で出演。その中で優等生的な立ち位置にいるだけのことはある。

     子役をしていたが、ドラマを見ることも好きだった。小学生時代に印象に残ったのは、天海祐希主演「女王の教室」。志田未来ら少し年上の子供たちが出演していたので、「上手だな~」と刺激を受けた。

     子役の撮影現場は厳しいというよりも、楽しかったという。
    「小学生なので、ゲームをもっていくと、待ち時間にスタッフさんが一緒に遊んでくれました。大人の人たちが優しかった」

     本番に強く、NGを出すことがない。4月のリクエストアワーで「ヘビーローテーション」のセンターを務めた時も、笑顔でしっかり歌った。
    最近もドラマ「セーラーゾンビ」で巨大ゾンビを“好演”していた。
    「ゾンビ映画を見たことがなくて、最初はイメージがつかめませんでしたが、監督さんがこんな感じだよ、と歩き方を教えてくれて、コツがつかめました」

     チーム4の若手注目メンバー。一昔前のAKB48メンバーは、若いなりに、山あり谷ありだった。
    彼女は苦労も楽しいほど「AKB48が好き」という。

     最近の若者は違うな~。しみじみ思ったが、向井地ら新世代がどのように伸びていくのか。
    それとも今に安住するのか。そこにAKB48の未来がかかっていることは間違いない。

    ◇今の段階でも表情の作り方やセリフなど演技においては他のメンバーとは段違いに優れており、ただ可愛いだけではなくスター特有のオーラも持ち合わせている。
    おそらく向井地美音は、4,5年後くらいにはAKB48の中心的メンバーになっているだろう。

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Last updated  August 25, 2014 03:53:31 PM
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