ボウホゾクって?【ボウホゾクって?】先日、岡崎シビコ関係者の長坂さん(あ、実名書いちゃった)と雪の南アルプスに行って来た。 山頂近くの無人避難小屋に泊まって翌朝の富士山を撮ろうという目的だった。 小屋の中でも-6℃でペットボトルの中身もシャーベット状になった夜を寝袋で過ごした。 (注:1つの寝袋でじゃねえぞ、各自の寝袋でだ!) 朝焼けに燃える富士山は見えなかったものの楽しい登山だった。 この雪山登山を前に、山のベテラン長坂隊長からはピッケルを準備するように、と言われた。 早速パソコンで調べたら1~3万円という金額であり、富豪の俺でも予算オーバーだったので 仕方なく【家庭菜園用ピッケルタイプ鋤(すき)】(千円)を購入して当日に挑んだのであるが、 今年はまだ雪が少なくて結局ピッケルを使うことはなかったのでかなり残念だった。 さて、毎年初日の出は三重県の御在所岳に登って見るというのが我が家の恒例なのだが (我が家といってもヨメと娘は来ないので俺と息子2人の計3人) 暗闇を歩いていると突如としてロープウェイの灯りが山頂へと連なっている場所に出る。 元旦の明け方だけはロープウェイが稼動しているのだ。 その光景は映画「未知との遭遇」の1シーンのようであり荘厳だ。 しかし俺は山男である。ロープウェイを利用するなんて邪道なことはしない。 登山道からロープウェイに向かって雪玉を投げつける程度である。 2人の息子に向かって「こら、お前らも投げんか!」とドヤすのだが 「お父さん、恥ずかしいから止めて」とたしなめられる。最近のガキはつまらんのう。 そういえば大晦日の夜から元旦の朝にかけては昔からなぜか暴走族が多く走る。 初暴走じゃ~!というやる気はわからんでもないが、あの寒空の下で根性あるよなあ。 ノーヘルであんな服装じゃ寒いだろ、アホとちゃうか?と余計な心配もしてしまうが あれは住民迷惑なのでやめて欲しいもんである。 ところで北海道では暴走族ならぬ暴歩族というもんがいるらしい。 パソコンで【暴歩族】とか【徒歩暴走族】で検索してみな。ホントにいるんだって。 不良どもが連れだって歩きながら「ブンブン!」「パララ!」と叫ぶというのである。 ホントかいな?それってすっげえダサくないっすか? いくら路面が凍っててバイクで走れないからって言ったって、ガソリンが高いと言ったって、 歩いてブンブンパララ。そりゃすげえ。ある意味おそがいわ。(笑) 「おし!今夜ば札幌時計台から東に向かって国道を練り歩くべさ!けっぱって声出しなや!」と 隊長が号令をかけてみんなで歩き出すのだろうか? 大声出してるとそりゃ身体が温まってええがもな。 雪山で遭難した時にみんなで歌を歌って凍死を防いだって話も聞くから、 今度俺が遭難したら暴歩族の奴らを真似してみようかな。 長坂隊長、救助ヘリに届け、この叫び!って感じで声合わせてがんばりましょうよ。 |