衣料買い替え【衣料買い替え】この冬は自分の衣料品がバタバタと寿命を迎えて出費の多い冬となった。 まずはズボン。ファスナーが開かなくなって用を足すのに支障が出たのである。 (ファスナーが閉まらなくなってブツをしまうのに支障が出た、よりマシだが) 俺はズボンを2本しか持っていないのでヘビーローテーションで履いていたせいもあるが、 買ってからまだ8年しか経っていないのにファスナーごときで買い替えるのも申し訳なく思い 修理に出そうと思ったら新品ズボンを買うのと大して金額が変わらなかったので買うことにした。 趣味として山にも行くのでハイキングでも日常でも兼用できるようなズボンを探すため、 岡崎248沿いのアルペンに行ってお目当ての物を見つけてレジへと向かった。 かわいいお姉さんがレジを打っている少しの間にポケットから出した5千円札を 何とはなしに見ていた俺は思わず「あっ!」と声を上げた。 5千円札の番号が000003だったのである。 姉「どうかいたしましたか?(このおっさん、何を独りで声出しとんじゃ、アブナい奴か?)」 俺「ちょっとコレ見てみ。(まるで宝くじに当たったように興奮して)」 姉「あっ!・・・取っておいたやつですか?どうします?使います?」 俺「いやいや、使いますよ。(実は心の中でちょっと名残り惜しい)」 店で毎日多くの札束を見ている俺であるが(札束というとオーバーだな、そんなに売れてない) あの伝説の2千円札を見るよりも穴の開いてない5円玉を見るよりも レアなお札に出会ったと感じたのは俺も姉ちゃんも同じ気持ちだっただろう。 あの姉ちゃんは俺が帰った後、そのお札を同僚に見せびらかしていたかもな。 それにしてもあのお札が000003でよかった。もし000001だったとしたら 小市民な俺はきっと「コレは取っておくのでズボン買わずに帰ります」となり レジの姉ちゃんから多少冷やかな目で見られていたことであろう。 ズボンの次はヒートテックの下着が寿命を迎えた。 これも2枚しか持っておらず2日に1回は洗濯するというハードな着まわしだったので たった4年着ただけで繊維がスケスケのストッキング状態となっており、 もはや防寒着の役割りを全く果たしていなかったのである。 こちらはセレブご用達のユニクロで¥990で買った高級品であるが、 まあ4年間で元は取ったんじゃないかなとご満悦している。 これでヒートテックは4年後、ズボンは8年後まで買わないだろうから 衣料品の消耗による手痛い出費(といっても両方で4千円弱)は暫くないであろう。 |