道の駅【道の駅】いよいよ12月に我が岡崎市の藤川駅前、国道1号線沿いに「道の駅」がオープンする。 道の駅の隣りには8月にオープンした地域交流センター「むらさきかん」があり、 太極拳教室や子育てスペースがあるので道の駅共々ぜひ利用していただきたい。 道の駅がオープンしたら岡崎特産品コーナーも出来ると思うので楽しみだが、 東名高速が並走している岡崎市の国道1号線では集客が難しいのでは?と 財政面での危惧をちょっと考えてしまう俺なのであった。 ほら、岡崎には観光収入になり得るスポットがあるのに市政だか観光課だかの頭が固く 集客誘致が下手というか宣伝広告によるビジネス手法が下手くそなんだよね。 さて、道の駅は日本全国に約千ヶ所あるそうで場所によっては中高年で大混雑している。 その地域に旅行した人達は道の駅に寄ってご当地グッズや季節の野菜などを買うし、 トイレは24時間使えるので夜間運転の休憩所としても高い人気がある。 まあ、昔でいうところのドライブインなのだが雰囲気はそれと違って洗練されている。 ドライブインというと長距離トラックの休憩場所という感があったのだが 道の駅はもっと大衆的なマイカーにターゲットを振った休憩場所ということだろう。 俺はよく深夜発で日帰り登山に行くので岐阜や長野の道の駅をよく利用する。 もちろん夜間は売店は閉まっているのでトイレ休憩や自販機を使うために立ち寄るのだが、 週末の夜中には驚くほどの車が停まっている道の駅もある。 しかしそれらの車をよく見ると、単なる旅行中の仮眠のために駐車している車だけでなく、 この車の持ち主はここで生活してるんじゃねえだろうな?という光景にも出会う。 軽の1BOXの全窓には内側から段ボールの切れ端で目張りがされ、 洗濯ひもが車と植え込みの木の間に張られて生活感が漂っているのである。 どうも「道の駅問題」という社会現象もクローズアップされているらしく、 家庭のゴミを捨てるとか車による長期占拠で自治体は頭を抱えているという。 「Pキャン」と呼ばれるパーキング・キャンプという言葉さえ誕生して その対策を練っているというが法的な処罰は出来ないのが現状らしい。 道の駅の長期滞在者は注意されても別の道の駅に車で移動を繰り返すだけだし、 売店が閉まった夕方5時以降にどこからともなく現れ翌朝には姿を消すらしいのだ。 なんだか現在の日本を象徴するような問題だよなあ。 ちなみにもし俺が女房に家を追い出されたら恐らく行き着く先は道の駅だろう。 その時のために山で使う寝袋や銀色のキャンプマットはちゃんと買い揃えてある。 中高年の皆さん、いつか道の駅でお会いしましょう。(笑) |