ガルウィングドア
ガルウィングを直訳すると「カモメの翼」となるが車のドアが上に開くタイプをガルウィングドアと呼ぶ。MAZDAのAZ-1のドアがそのタイプである。ドアが上に開くタイプを総括してガルウィングドアと呼ぶ。有名な車ではランボルギーニ・カウンタックの名が挙がるがカウンタックも本当はシザードア(ハサミ)というらしい。TOYOTAのセラなんて車は本当はバタフライドアというらしい。まあガルウィングだろうがバタフライだろうがどうでもいいがこのタイプは実は乗り降りが非常にスマートにできる。狭い駐車場でも隣りの車にドアが当たることなくしかも未来的な斬新なデザインでちょっと憧れちゃったりする。しかしデメリットもある。ドアのダンパーがへたってくると持ち上げるドアが重いし下手をするとドアが勝手に下りて来て脳天チョップを喰らう。このセラはモーターショーでコンセプトカーとして出展されほぼそのままのデザインで市販化された車である。保守的なトヨタにしてみれば思い切ったことをしたものだ。ちなみに僕はこの車を「走るビニールハウス」と呼んでいる。