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alan4mapall
2005年06月05日
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ロンドンからバンコクに向った。

その飛行機の中では隣に子供連れの夫婦が座っていた。
妻はずっと、寝続けている。
その間、夫はタダ酒を飲み続け、二人の子供の世話をし続けていた。

前方の席ではずっと泣き続けている子供がいて、
その子供をじっと憎しみを込めて見ている初老の男がいた。
なんか、やるせなかった。

バンコクについたのは深夜で、トランジットに約6時間かかる。
外に出てもしょうがないので、空港内で横になれるところを探した。

この空港の中にもホテルがあるが相当高い。
照明の暗い待合席があったので、そこで横になると眠気が襲ってくる。

外は暑いはずなのに空港内のエアコンはがんがんに利いており、寒くなってきた。
アランセーターがバッグに大事にしまってある。
土産用に買ったのだが、取り出して着てみると暖かい。

温もりも手伝ったのだろう、いつの間にか、眠り込んでいた。
貴重品を枕代わりにしていて、身なりも汚れていたせいか、なくなっているものは何もない。


気づくと、ざわざわする音が聞こえ、暗かった待合席も照明が点いていた。
体を起こして、周りを見渡すと、人の数が多くなっている。
向こうの方に日本人の団体客が見えた。
お互いにお辞儀をして、お世話になりました、と挨拶しあっていた。


何か、日本人ていいな、と感じた。


バンコクからの帰りの飛行機では、隣には外人(何人だかわからない)が座り、
またこれがとんでもなく太っていて、エコノミークラスの席の肘掛から
腹の肉がこちらの席にまではみだしている。

私もつらかったが、太った彼は息をするのも苦しそうだった。

自宅の近くの駅まで電車で戻り、駅から外に出ると雨が強く降っている。

今回の旅行で初めて雨に困らされた。

※この旅行はもうかなり前のことを想いだしながら書いており、
 ルートやコストはまったく参考にならないので、あしからず・・・





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最終更新日  2005年06月05日 07時30分03秒


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