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りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

韓国映画

2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57ネコ宙返り韓国映画ネコ宙返り2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57

ネタばれあります!内容は随時更新します。
★評価は5段階です★
猟奇的な彼女(2001年)★★★★
   
韓国映画のページを作るなら、まずこの映画を最初に紹介したかった。
この映画はサッカーのように「前半戦」「後半戦」「延長戦」から成り立っている。

兵役を終えたキョヌ(チャ・テヒョン)。
駅のホームで酔った彼女(チョン・ジヒョン)に出会う。
酔った彼女を抱えて、深夜の仁川を旅館まで歩くキョヌ。
向こう見ずで勝気な彼女に、キョヌは振り回されっぱなし。

彼女には深い事情があり、ラストシーンでそれがわかる。
笑いあり、しんみりとさせる場面ありで完成度は高い。

この映画がきっかけで、「猟奇」の意味は大きく変わった。
韓国では儒教の教えから、年上を敬うのが当たり前。
この映画ではそれを逆手に取っている。

※二人が学生服に着替える「♂♀」のトイレ。
あれはワールドカップ競技場駅で駅開業前に撮影したもの。

二人が出会うプラットホームは新道林駅。
ソウルの地下鉄1号線は、国鉄に乗り入れしている。
撮影当時は仁川と水原に行き先が分かれていた。

カプセルを埋めに行く時、二人は列車に乗る。
そこで行き違いが起きるが、あの駅はイルヨン(日迎)駅。

この映画のロケ地は以下のページに詳しく出ている。

猟奇的な彼女(ばつ丸の「ロケ地を旅する」 )

タイムカプセルを埋める松の木は禮美(イェミ)駅が最寄。

韓国旅行記>>> 2006夏-前半戦


僕の彼女を紹介します(2004年)★★★

    
「猟奇的な彼女」と深いつながりがある作品。
監督と主演女優が同じなだけではなく、あっと驚く仕掛けがある。

婦人警官のキョンジン(チョン・ジヒョン)は正義感が強い。
彼女が引ったくり犯を追跡。
しかし身柄を確保したのは別人の男だった。
男は女子高教師ミョンウ。
彼もまた犯人を追っていた。
二人はこの件をきっかけに恋に落ちる。
だが、事件が二人を引き裂いて・・・・

※劇中、XJAPANの曲が使われていて、韓国映画と思えない。


JSA(2001年)★★★★
   
JSAとは南北軍事境界線にある「共同警備区域」のこと。
そこで起きた韓国軍兵士による北朝鮮兵士銃殺事件。

韓国軍兵士のイ・ビョンホンと、北のソン・ガンホ。
二人の関係は、両国にとって許されるものではなかった。
映画で登場するチョコパイが印象的。

※スイス軍将校役で、「チャングム」のイ・ヨンエが出演している。


シルミド(2004年)★★★★
   
シルミドは、仁川国際空港近くにある島。
実尾島と書く。

北朝鮮による韓国大統領暗殺未遂事件。
韓国側は報復のため、金日成暗殺を計画した。
そのために組織された部隊がシルミドで厳しい訓練を行った。

だが時代は緊張緩和に向かう。
軍上層部は、シルミドの部隊抹殺を命じた。
特殊部隊のメンバーはこれに反発。
島を脱出し、青瓦台(大統領官邸)を目指した。

※この映画は事実を基にしている。
だがいくつか事実と異なる部分もある。


ブラザーフッド(2004年)★★★★

この映画については以下のページに書いた。

韓国映画「ブラザーフッド」(ネタバレあり) 

多くの人が簡単に死ぬ。
それが戦争であるということを、この映画は表現している。


シュリ(1999年)★★★★
    
今でも北朝鮮のスパイは多くソウルにいるという。
以前から地下鉄などに「スパイを見つけたら通報を!」というポスターがある。
もしも北のスパイがソウルで韓国諜報部員と恋に落ちたら。

※タイトルのシュリは魚の種類。
南北朝鮮を分けた川に生息するという。

特殊液体爆弾。
そしてこのタイトルは、水が深く関係している。

映画で出てくる南北のサッカー親善試合。
実は韓国対中国の試合を勝手に撮影していたそうだ。
場所はソウル五輪スタジアム(通称チャムシル)。


殺人の追憶(2003年)★★★★
    
1980年代に起きた、華城連続殺人事件
それがこの映画のモデルとなっている。
結局犯人は逮捕されず、事件は時効となった。
  事件解決のために犯人特定を焦る刑事。
容疑者を自白させるために暴行してしまう。

※劇中、犯人特定のためDNA鑑定が行われる。
アメリカに依頼したことになっているが、実際の依頼先は日本。
「日本に依頼した」ということが国民感情に引っかかったのだろうか。

このDNA鑑定については、以下の記事でも書いた。

NHK「韓流シネマ 抵抗の系譜」


グエムル 漢江の怪物(2006年)★★★★
   
在韓米軍が漢江に流した毒が原因で、怪物発生。 
次々と人を襲う。
カンドゥは中学生の娘を怪物にさらわれる。
家族を取り戻すため、一家は怪物に戦いを挑む。

※実際、在韓米軍が漢江に有毒物質を流したことあった。
この映画はいろんな皮肉からできている。


※韓国映画の特徴。
それは南北分断と民主化という二つの背景が大きく影響している。

次は何かと評価の高い「ペパーミントキャンディー」を見たい。


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