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2014.09.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今回、南三陸に行って来たのですが、3か月前に行った状況と
何ら変わらない復興でした。

海沿いを、土砂を盛って、かさ上げしているのですが、
あれでは、今回の津波の高さの半分の位置で、
次に前回のような津波が来たら、またもや全壊してしまうであろうと
思ってしまうし、かさ上げを行っている所は増えた感じがしないのです。

どう考えても、あれで家を建てろと言うのは、また津波にのまれますよと
言っているようなものであるように感じてしまう。
確かに住民の方たちの意見が多数あるので、全部は聞けないであろうが
私たちがボランティアとして2年以上行っているのであるが
地元住民の働いている職業で意見も違って来る。

漁業をやっている方は、海に近い所に住みたいであろうし
農業をおなっている方は、津波の来ない事を望むであろう。
これを全部聞く事は出来ないであろうが、一部の住民の方たちから
「土木の為だよ」の声もあった。

昔から土木と政治の癒着はあったから、私も分かるし
国が公共事業としてやっているが、これが住民の意見を聞いて
やっているのか、一部の利益を考えているのかは分からない。
私の前妻の親が土木を経営していたので、分かるのであるが
地方では自分の押している市長が当選するか落選するかによって
仕事が増えるか減るかを見て来たので、今回の南三陸の現状でも
同じような事を感じた。

復興は進んで居ないし、この状況では何年かかるのか疑問に思う。
同時に復興資金の流れにも疑問を感じてしまうし、復興募金を
南三陸に行く数日前に駅前で、20人ぐらいでお願いしているのを
見たが、それもどの様に流れているのか?

そんな事を感じながら南三陸町を見たが、
津波の爪後は何ら変わらない状況に
私自身も政府と行政のやり方に疑問と怒りを感じた。

3年半を過ぎて仮設住宅の方たちの高齢化は進むばかりで、
その方たちとの交流もあった。
今回は私が南三陸でお世話になる方の親御さんとの約束を
果たそうと思い訪れたのである。

その約束は、その方が杖でやっと歩ける方で、歩けると言っても
5mくらいであるのだが、前回訪問した時に「今度車いすで散歩しよう」と
約束したので、それを果たしに行ったのである。

散歩するには仮設の近辺は自然が沢山あり、東京に住んでいる
私も癒される感じがするし、田舎者の私は自然が好きなので
逆に自分が癒されていた。

その散歩で別な仮設のお年寄りとの交流も出来た事が、
今回の収穫であった。
2日で2回散歩をしたのであるが、2回目は他の仮設の集会所で
お年寄りと一緒に体操をやって楽しく遊んで貰った。

そこで99歳の方と知り合えたのであるが、まだ元気に集会所で
交流を行っていたので、逆にその方から元気を貰ったように思う。
その方の年齢だと今回の津波もそうであるが、チリ沖の津波も
経験しており、尚、昔の方なので結婚して相手の方が戦死して
相手の弟と再婚したそうである。

これは、昔は良く聞く事であったが、私が車いすで一緒にいった方が
弟さんと知り合いなので、24歳年下の方とである。
今で言う歳の差婚の走りであろう。
どれだけの、その方の顔の皺には苦労が刻まれているか分からないが
その皺には多くの経験が刻まれているのであろうと
想像する事しかできない。
今度行った時に訪問したいと思っている。





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Last updated  2014.09.20 09:28:01
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