矢口竜二のブログ

今度はカジノ法案を採決したが、与党は何を考えているのか？

国民生活に密着した政策は先送りで、尚且つ憲法違反の

議員削減などは、「さ」の字も出て来ないのは何故であろう。

数の論理で強行に「姥捨て山」政策や、

経済界の言いなり政策を行っているが、

この驕りが日本を苦しめる事になりかねないと私は思う。

カジノ法案は経済効果をもたらす可能性が高いが

与党以外から出てきている、ギャンブル依存を作る

可能性と同時に、それによる人間的な破綻も考えるべきである。

私も海外で仕事をしていた時に、カジノに行った事があるが

私たちは、それほど、お金を持っていないので

時間的には短時間でストレス解消程度であったが、

行く毎に顔を見る方もいた。

今回も中国の富裕層を狙っているが、

そこにも問題があるように思える。

私が海外で幾つかのカジノで遊んだが、中国人の方が多く居た。

ただ、中国の方は熱くなり、負けだすと騒ぐ方も多く

トラブルを起こす事を多く目にした。

単純に経済効果だけで済む問題ではないように思うし

そこから起きる犯罪的要素は、今の日本の法規制や

日本国民が考える範囲を超すものになるように思える。

同時にギャンブル依存が増えれば、

そこから、また家庭崩壊など、多くの問題点が出て来るし、

犯罪も増えるであろう。

ギャンブルは一躍千金を夢見ることが出来るが、

カジノの場合は使う金額がパチンコや、その他の金額と違いうし、

動く金額も違って、下手したら億単位が1日で動く事もある。

確かに運営する側は儲かるであろうし、それなりに税金が取れて

観光客を取り込む事は出来るが、日本国民にとっては

果たしてどうかと疑問に思う。

同時にそれに群がる組織的な者によっては、

犯罪の多発も起き、それに対する警備にも予算増となり、

貧困が増える可能性も大きい事は確かであろう。

こんな法案を早期に可決すべきなのか疑問に思うし、

その前に国民生活に密着した政策案を討議するのが

政治家の役目でありながら、むしろ国民生活に不安を煽る

政策を討議して、数の論理で押し切っている。

一般的に考えても、このような法案は十分な討議を行い

国民にも問うてから行うべきことであり、

今やる事では、ないように思うのである。

この制度も、これから法制化するというが、

暴力団の資金源に成りかねないし、

一般人がハマってしまい家庭的な問題が起きかねない。

法制化しても、抜け道は必ず出るので、

どこまで出来るか疑問であり、その前に国民生活関連を

制度化する事を考えるべきであろう。

これでは暴力団から、要請されて、

今回の制度を採決したのではと疑われても

可笑しくない法案である。