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カテゴリ:読書
コニー・ウィリス、早川書房 2段組、530ページ。長い。 前に呼んだ「ドゥームズ・ディ」と設定がだぶる。 こちらは「ドタバタ色」がより、強まるのだが、 このミス、2005年版で海外編9位とあって、ミステリーの趣も少々。 ※純然たる意味でのミステリーではない 日記に出てくる「C」の正体は、途中から結構バレバレでは?。 あと「不可能状態からの消失」も、ちぃと違う。 ドタバタ+ユーモア+ミステリー+恋愛+SF。 楽しく読んだけれど、「ドゥームズ・デイ」の方が面白かった。 ストーリーは近未来のオックスフォードからのタイムトラベル。 コヴェントリー大聖堂の復元に不可欠な「主教の鳥株」の行方を捜す。 1940年のドイツ軍による大空襲で行方不明になったはず。 が、物語のメーンの舞台は1800年代半ばのテムズ川流域。、 そこでは歴史に「齟齬」が出る可能性が発生、矯正に努める主人公たち。 恩田陸の「ねじの回転」に通じるものがある。 シュレディンガーの猫も出てくるし。 2004年に猫が絶滅した世界(p254) 「プリンセス・アージュマンド」が良い味。 「ボートの3人男」はもちろん、英文学へのオマージュ盛りだくさん。 456、鏡は横から横にひび割れる、とか引用だらけ。 「キス・ミー・ケイト」が「じゃじゃ馬ならし」のせりふだったとは おらぁ、初めて知りマシただよ。 ↓ ※キャサリン・グレイソンとハワード・キールが主演を果たした 『じゃじゃ馬ならし』を元にした代表的な名作ミュージカル。“ 大長編・古典推理小説「月長石」がネタバレで出てくるので 興味がある人はそちらを先に読むべし。 さあ次は「航路」。今度は上下本で2段組、合計830ページ。 気分はウルトラマラソン付きのトライアスロン。 ※訳書ではなく原書の出版順に読んでます。 翻訳者・大森望による、コニー・ウィリスのファンサイト。 ↓ 神は勘定に入れません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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