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2015/09/01
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カテゴリ:癌治療情報
 朝日新聞「患者を生きる」2015年3月4日の記事に私の感想・意見・コメントなどを書き添えさせていただきます。


 2010年夏に肺がんと診断された保育士の女性(39)の次の試練は、「手術はできない」との通告だった。リンパ節に転移し、がんを取り除ける段階を過ぎていた。そのころ女性は、細胞のがん化だけを防ぐ「分子標的薬」という新しい薬のことを耳にした。

 肺がんは小さながん細胞が肺の中心部にできる「小細胞肺がん」とそれ以外の「非小細胞肺がん」に大きく分けられる。約8割を占める非小細胞肺がんのうち最も割合が多く、肺の末梢(まっしょう)にできる「腺がん」の原因になる遺伝子変異が発見され、この変異によって活性化された部分を阻害する薬の開発が進んでいる。これが分子標的薬で、当時「EGFR」という遺伝子変異に効果があるイレッサとタルセバという薬が実現していた。

 ただ、調べてもらうと、女性は腺がんだったものの、この遺伝子変異がなかった。子どもが小さかったこともあり、近所の専門病院に移り、通常の抗がん剤で治療した。約8時間かけて3種類の点滴薬を順に腕から体内に入れていく。吐き気や倦怠(けんたい)感、食欲不振に襲われ、1カ月もしないうちに全身の毛が抜けた。当時、長女は5歳。「ママ、かわいくない」の言葉がいちばんこたえた。

 「私を見て、子どもも不安でいっぱいだったんだと思います。病気をどう伝えていいのか、ずいぶん悩みました」

 心の支えになったのが、そのころ病院でもらった「わたしだって知りたい!」という冊子。子どもにがんを説明するうえで重要な三つのポイントが書かれてあった。(1)親が病気になったのはあなた(子ども)のせいではないこと(2)がんという言葉を使うこと(3)かぜとは違いあなた(子ども)にはうつらないこと――。ただ、女性はがんという病名は伝えられず、胸の病気だと話した。

 抗がん剤はだんだん効かなくなり、腫瘍(しゅよう)が大きくなってきた。医師らと次の段階の治療を相談していた11年6月、新しい分子標的薬の治験が東京の病院などで行われていると医師から聞かされた。

 1カ月ほど順番待ちをして検査を受けると、その新しい薬の対象となる「EML4―ALK融合遺伝子」の変異が、女性の場合、陽性だった。



写真:心の支えになった「わたしだって知りたい!」などの冊子

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 私は粒子線治療を終え、経過観察中ですが、再発の可能性は30%強です。大阪府立成人病センターのセカンドオピニオンでは、粒子線治療後再発した場合、腎不全になるまで(私の場合、腎盂がんですでに片方の腎臓を摘出しているうえに、粒子線治療で腎臓にダメージを与えている)抗がん剤治療か分子標的薬治療をすることになるでしょうとのことでした。

 しかし、その分子標的薬の治験では、脂肪肉腫は効き目がないとのことから、治験からは外されたとそのセカンドオピニオンで説明を受けました。それでも分子標的薬を候補としてあげたのは、抗がん剤が効いたので、分子標的薬も効くのではないかとの期待からということのようです。

 分子標的薬の腎臓へのダメージはよく知りません。分子標的薬の副作用は抗がん剤よりは少ないはずです。今は詳しくは調べません。もし再発したら、セカンドオピニオンも含め、広く意見も聞き、自分でも調べようと思っています。



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最終更新日  2018/09/20 06:13:44 AM
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