7764696
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

ワルディーの京都案内

【毎日開催】

15記事にいいね！で1ポイント

10秒滞在

いいね! --/--

次の日記を探す

おめでとうございます！
ミッションを達成しました。

※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。

< 新しい記事

新着記事一覧(全6820件)

過去の記事 >

2015/11/24

【がん情報】膵臓がん　陽子線という選択：５　情報編　公的保険適用のぞむ声

テーマ：癌(3513)

カテゴリ：癌治療情報

朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年6月27日の記事≫

　陽子線治療と、威力がさらに大きい重粒子線治療は「粒子線治療」と呼ばれている。医用原子力技術研究振興財団によると、粒子線治療ができる施設は現在、国内に１３カ所ある。さらに、２０１５年１２月に神奈川県立がんセンターが、１６年３月には岡山大学と津山中央病院が合同で始める予定だ。日本の治療施設数は１４年末の時点で、米国の１７施設に次いで多いという。

　治療を受けた患者は年々増加している。国内で初めて放射線医学総合研究所重粒子医科学センター（千葉県）が治療を始めた１９９４年度は５６人だったが、５施設となった０３年度には９２１人に。１３年度は４７０５人に上る。

　粒子線は、Ｘ線よりも集中的にがんに照射でき、正常な組織への影響を抑えられるメリットがある。粒子線治療が向いているのは前立腺がんや肝臓・胆管がん、肺がん、膵臓（すいぞう）がんなどだ。メディポリス国際陽子線治療センター（鹿児島県）の菱川良夫センター長は「固形の腫瘍（しゅよう）には効果があるが、白血病のような血液のがんのほか、広範囲に転移したがんなどには適さない」と話す。

　照射技術や照射装置の進歩によって、新しい部位のがんへの試みも始まっている。メディポリス国際陽子線治療センターではこの６月、従来は手術で取り除いていた直径１５ミリほどの初期乳がんの６０歳代の女性に対し、陽子線の照射だけで治せるかを調べる臨床研究をスタートさせた。

　ただし、粒子線治療は、ほかの治療法と比べて効果が優れていると十分に証明されているわけではない。

　また、粒子線治療は公的医療保険が適用されない。一つの部位につき、３００万円前後かかる。厚生労働省から「先進医療」に認められ、粒子線治療以外の費用には保険が使えるものの、その負担の大きさに二の足を踏む患者もいるという。

　医用原子力技術研究振興財団の河内清光常務理事は「公的保険の対象になることを患者は望んでいます。進行がんで手術が不可能、抗がん剤で効果がでないという患者にとっては、粒子線治療が大きな選択肢になることもあります」と語る。

日本の粒子線がん治療施設

　私はこの地図の中の兵庫県の施設で治療を受けました。地図上では、この施設は「陽子線」と「重粒子線」と２施設あるように見えますが、同じ施設で「陽子線」「重粒子線」両方受けられます。両方受けられる施設は日本でここだけです。私は「重粒子線」治療を受けました。

　「手術が不可能な場合、選択肢になることもある」とありますが、私の場合、手術も可能でしたが透析をしたうえでの手術でした。重粒子線治療を選択することによって、残った腎臓を温存することができました。そういう場合もあります。

　今、「粒子線」の治療数がどんどん増えているようですが、色んながんが対象になっているので、一つ癌種だけでみると、まだ十分な効果が証明されておらず、保険適用になっていないということでしょう。

　また保険適用になるためには、誰でも受けられるように施設を増やことが必要ですが、この治療の設置・運用費用は膨大で、そう簡単に増やせないようです。

　こんな事情もあり、今のところ保険適用になるという話は具体的には進んでないようです。いざというときのために、できれば「先進医療特約」に入っておくのがいいのではないかと思います。私は入っていた民間医療保険が先進医療が途中から標準で対象になり、半額強が民間医療保険から出ましたので助かりました。

よろしかったらぽちっとお願いします。