テーマ:京都。(6084)
カテゴリ:京都市内全寺社巡り
2016年4月15日(金)分です。
この日はJR桂川駅までバスで行き、JR山科駅で京阪京津線に乗り換え、午前10:50頃、京阪京津線の追分駅から歩き始めました。 追分駅 駅は滋賀県大津市にあります。 旧東海道 ここから西は道の真ん中が京都府と滋賀県の県境になっており、 写真の手前が滋賀県、向こう側が京都府。東側は道の両側が滋賀県。 ですので、この標識は変です。京都を示す矢印は右を向いていないといけないと思います。 西に向かって歩いていると、住民の方が声をかけてくださって思わぬプレゼントをいただきました。 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201604150003/ この住民の方の説明によると、県境が道路の真ん中になっているところは全国でも珍しいそうです。 そうですよね、自分ところは京都府民、お向かいさんは滋賀県民。住民税も違うでしょうからね。 追分 この標識や道標は正確には大津市(滋賀県)に位置しています。 右が東海道で京都に至ります。左が奈良街道(伏見街道) 馬子が馬を追い分けることから「追分」という地名になったと説明されています。 道標 右側 「みぎは きょうみち」 「ひだりは ふしみみち」 「柳緑花紅」 「柳緑花紅人」は「りゅうりょくかこう」と読み、手を加えていない自然のままの美しさのこと。 紅い花と緑の柳ということから、春の美しい景色を言い表す言葉。 左側 「蓮如上人御塚」「是より十町」 いずれも修理されています。 伏見街道の風景 昔の風情が残ります。 民家の道標 右の道標は「右大徳寺」「左船岡山」と書いてあるので、京都市中で撤去されたものを移建したのだと思います。 牛尾山道道標 南関田神社 残念ながら社殿は廃れてました。 慈愛院(真言宗) 一般の民家の様相です。 室賀邸(京都市景観重要建造物) 住所から判断してこの建物と思います。 道標 [北東面] 右 追分、京津国道 [北西面] 右 醍醐、伏見方面 左 牛尾山、醍醐山方面 [南東面] 京都市観光課 京都市では昭和5年に日本の自治体で最初の観光部局である観光課を設置し 昭和十年代を中心に観光地道標を多数建立しているそうです。 京の田舎民具資料館 入館はしませんでした。 山の神の大蛇 この地に伝わる大蛇伝説を起源に、毎年二月九日に地元の人たちが手作りし、豊作や家内安全を願って奉納している。鎌倉時代末期、体長が数十メートルにもなる大蛇が山にいた。シカやイノシシなどを食べていたが、餌がなくなるとふもとの村人や近くの牛尾観音(法厳寺)に参拝する人を襲った。この地に住む内海景忠という武士が大蛇退治を決意した。二メートル近い身長で弓に精通していたという。 ある日、山中で寝入っている大蛇を見つけた景忠は、二本の矢を打ち込み、のたうち回っているところへ大きな石を投げつけてとどめを刺した。時に1313(正和二)年。大蛇の死骸(しがい)は近くの村人が芝と一緒に焼いた。だが、景忠は奇病にかかり、村は大雨で洪水に遭って不作が続いた。たたりを恐れた村人が大蛇の霊を慰めるため、わらの大蛇を祭るようになったという。 以来、大蛇退治があったとされる二月九日に、地元住民が約三百束のわらを使って新しく大蛇を作り、古い大蛇と交換して川べりに奉納している。 この行事は「小山二ノ講(二九(にのこう))」と呼ばれ、一九九七年に京都市の無形民俗文化財に認定された。(京都新聞ホームページ、観光アーカイブから) 小山地区の民家 桜・ベニカナメモチ・緑のコントラストがきれいです。 道標 [東面] 右 追分、京津国道 [北面] 右 音羽、醍醐、伏見方面 左 牛尾山、高塚山、醍醐山方面 [南面] 京都市観光課 安楽寺(浄土真宗本願寺派) 明教寺(浄土真宗本願寺派) 白石神社 大同年間(806-809)に朝廷から村中に建立勧請されたと伝わります。 境内のこの白石が社名の由来。 (続きます) =========================== 山科区#5の行程と歩いたルート http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201605010011/ 訪問先プロット https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zyKUfjjbtmc8.k9FIwpANuH-Q&usp=sharing ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[京都市内全寺社巡り] カテゴリの最新記事
|
|