テーマ:DVD映画鑑賞(13975)
カテゴリ:洋画・アクション
1994年9月公開 監督:ジェームズ・キャメロン 製作費:1億1千万ドル 世界的な大ヒット映画『ターミネーター』『ターミネーター2』の、監督ジェームズ・キャメロン、主演アーノルド・シュワルツェネッガーのコンビによる、アクション・コメディ映画。 [簡単なあらすじ] 政府直属の秘密諜報機関「オメガ」のエージェントであるハリー・タスカー(シュワルツェネッガー)は、その任務の特殊性から、妻と娘、ふたりの家族にも自分の正体を秘密にしていた。 ところがある時、夫が平凡なサラリーマンだと信じ込んでいた妻ヘレン(ジェイミー・リー・カーティス)が、平和で退屈な日常に嫌気がさし、刺激を求めて火遊びをしてしまう。 妻の素行に疑問を抱いたハリーは、組織の力を職権濫用して浮気現場を押さえるのだが、ハリーを狙っていたテロリスト集団に、妻もろとも拉致されてしまい―― 『ターミネーター』シリーズ、『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が、80~90年代を代表するアクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーと再びコンビを組んで撮影した、コメディタッチのスパイ・アクション映画です。 精密な考証よりも、ノリを重視した典型的な娯楽ムービーで、肩肘張らずに観られるのがいいところ。 とはいえ、ミリタリーものには造詣の深いキャメロン監督だけあって、銃器や戦闘機などの軍事機器はリアルに描写されているのも特徴。 普段は“しがないサラリーマン”、をよそおっているシュワちゃん。 しかし、その正体は、政府の秘密組織のトップエージェント。 こんな筋肉モリモリのサラリーマンも、そうは居なさそうですが、それはそれ。 現在は政治家に転身し、カリフォルニア州知事となっているシュワちゃんですが、アクション映画といえばこの人、と一世を風靡しただけあって、そのパワフルなアクションはさすがのひと言。 格闘、銃の乱射に始まり、馬に乗ったり戦闘機に乗ったりと、シュワちゃんを見ているだけでも楽しい映画です。 ビルの屋上で馬から転落しそうになるシーンなど、手に汗握ります。 一方、すっかり騙されていた奥さん、ヘレン・タスカー役にジェイミー・リー・カーティス。 こちらも、一見やぼったい中年の主婦かと思いきや、脱ぐとかなりのナイスバティ。 際どい下着姿で、ノリノリのセクシーダンスを披露するなど、雰囲気もガラッと変わってビックリ(ちょっと足元はおぼつかないですが(笑))。 と、それもそのはず、実はジェイミー、この時まだ30代と全然若く、むしろ普段のおばさん状態の時が、役作りされていたものだったという驚きの事実。 ライバルキャラ(?)である、テロリスト女性幹部との激しいバトルも見もので、ある意味シュワちゃん以上に、この映画の顔といってもいいくらいの活躍ぶりでした。 テロリストが街中で銃を乱射してくるなど、若干(かなり?)の荒唐無稽具合をノリのよさでカバーしつつ、物語の佳境では島と島を結ぶ橋を大々的に爆破したり、ハリアー(垂直離着陸機)を使ってビルの上での危険な戦闘を演出するなど、大迫力のアクションてんこもりで楽しませてくれます。 昔取った杵柄なのか、戦闘機まで操縦してしまうシュワちゃん。 ビル上のシーンの落下しそうになる娘など、合成だとひと目で分かる映像でも、かなりビビりますね……。 CGがなくてもアイデアがあれば、面白い映像・映画は撮れるんだなぁ。 痛快娯楽作、ということでそれほど深い内容はないものの、今観ても十分楽しめる完成度の高さは、さすがのキャメロン監督。 全盛期を過ぎたとはいえ、アクションもコメディもそつなくこなすシュワちゃんも、スターの貫禄十分。 個人的に、この映画の精神はブラピ、アンジー主演の『Mr.&Mrs.スミス』に受け継がれたと思っているのですが、どうでしょうか? やっぱり、気楽に観られる映画もいいものです。 ********** 【DVD】トゥルーライズ DTS EDITION洋画 この映画の詳細(Amazon)。 ⇒トゥルーライズ [DVD] ジェームズ・キャメロン監督作品の記事はコチラ ⇒「ターミネーター」 ⇒「ターミネーター2」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.10 19:02:02
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