「湯探歩」(6月3-4日)の紹介
この6月3日(土)-4日(日)に、神奈川県・湯河原温泉では「湯探歩」が企画されてます。
明後日のことですから、なにはともあれ、急ぎ紹介させていただきます。
一、私などは神奈川県の真鶴・早川でみかんの草取りをしています。
この写真が、その一端を示しているんですが。
雨が降ったときで、袋詰め用のビニール袋が必要な時に、湯河原のホームセンターに買い物に行きます。
それをもっけの幸いとして、湯河原にある湯治場にゆくんです。源泉100%で高温のお風呂があるだけですが、温泉を大事にしている湯治場なんですが。
その館主さんが、湯河原温泉場の名物「わさび漬けの名産店」を紹介してくれたんですね。
それで知ったんですが、それはこだわりの「ワサビ漬」でして、ピリリと辛く新鮮で、美味しいんです。
鮮度をいかすためにこだわりがあって、
「冷凍庫に入れといてください、空気に触れさせちゃだめですよ」と、きつい指示があだったんですが。
わさび漬けは、観光物産展にはたいがいならんでいますが、
こだわりの味は、「ちょいと」というか、いやいや「決定的に」違うんです。
まぁ、いいや、今回はわさび漬けの話じゃないんです。
二、昨年から湯河原温泉の地域おこしの企画がはじまったというんです。
「湯河原温泉場
湯探歩(ゆたんぽ) ほたる」(2023.6.3土-4日)
そのチラシが、そのギャラリーの様なお店の台におかれてあったんです。
もちろん中身など知る由もなかったんですが、
千歳川の上流を感じさせる、きれいな表紙の写真でした。
この案内チラシの写真ですが、「わたしが撮ったんです」とのご主人のポツリとした一言。
なんと、わたしにわさび漬けを提供してくれていた人は、写真の「芸術家」だったんですね。
カレンダーにも使かわれていてもおかしくないような写真なんですが、
そのたぐいの写真が、お店に何枚も飾られていて、お店自体が画廊になっていたんですね。
それはともかくとして、「湯探歩(ゆたんぽ)」(ほたる 6月3・4日)です。
今回初めて知ったんですが、
昨年の4月から始まったんだそうです。
2月、4月、6月、8月、12月の偶数月ですが、その第一土曜日と日曜日だそうです。
湯河原の温泉場で「湯探歩」が開かれているというんです。
ようするに、地域の持ち味を大切に、地域の振興をはかろうとする企画ですね。
そこには、湯河原温泉の名だたる温泉宿も参加してます。
この案内チラシをみると、湯河原温泉を中心に、その地域の歴史名所、名産店、味自慢のお食事処などが紹介されてます。
その中には、けっして社会的にはメジャーじゃないけれど、私などが利用させてもらっている、小さなこだわりのお店も名前をつらねているんです。
三、私などの体験からして、思うんですよ。
湯河原には、昔ながらの独特のポリシーをまもっている「名店」があるんですよ。
私の利用させてもらっている湯治場の温泉なんか、ただお風呂があるだけの立ち寄り湯なんですが、
源泉100%で、こよなくその源泉を大事にしているんです。
そのおかげで、私などにとっては、畑作業などで疲れた体をいやしてくれる、そのほか、切り傷や湿疹に効果があるんです。これは、私などの体験からしても抜群の効果をもっているんです。
さらには火傷やアトピーなどにも、その温泉効果が顕著なんだそうです。
そして、「湯河原名産のわさび漬け」も、これもこのお店のこだわりの逸品なんです。
そんじょそこらの土産物店のワサビ漬けとは違っていて、これぞ「わさび漬け」といったものなんです。
湯河原のわさび漬けなんて、私は知らなかったんですが。伊豆のわさびは有名ですが。
これを、朝ちょこっと味わうだけで、一日の仕事始めですが、そのモヤモヤ、グズグズした状態を一喝してくれて、即フルパワーのコンディションにしてくれるんです。
ようするに、けっして高価な、贅沢をするわけじゃないんです。
私などがこうして観光のようにPRしちゃうと、
そのお店にとっては、小さく、ひっそりと営んでいるのが、持ち味なもので、
かえって迷惑と混乱をきたさせてしまうかもしれないんですが。
しかし、まったく知られないのももったいないじゃないですか。
私たちの直ぐ手近なところに、ひっそりとポリシーをもって、庶民にとって昔からの宝を守っている。
今の世の中、ただお金に、すぐもうけ本位を追求したがる今の世の中ですが、
そんな中にも、奇特なポリシーを持ちつづけているお店が、現実にあるんですね。
この宝をしっかりと認識し、評価しないと、この人生がもったいないじゃないですが。
人に知られずにあるというのも、それもまたもったいないじゃないですか。
ぜひ、彼の地の方に用事のある方は、
湯河原の温泉ですが、これらのことがらが本当かどうか、確かめてみてください。
ひっそりと、静かに、昔ながらに、私などを癒してくれている温泉場なんですね。
もちろん、なにが良いかは、それぞれの人によると思うんですが、
私などにとって良いものは、とかくみられる派手な観光宣伝に踊らされるような流行じゃないんです。一時の洪水的な流行じゃなくて、じわーっとした日常の大切なものなんです。
そしてそれは、自分自身の努力で探し出すものだと思っています。
そして湯河原には、こんなお店もあるということなんですが。
せっかく、「湯探歩」の案内チラシ-この地域振興のため案内を知ったものですから、
とりいそぎ、紹介させていただきました。