バレンシアの朝市を終了
東京・多摩市の、7月8日(土)永山団地の朝市で、バレンシア・オレンジを販売してきました。
昨年11月の早生みかんから始まった柑橘類の販売ですが、
12₋1月大津、青島、2月伊予柑、ネーブル、3月の湘南ゴールド、4月清見、5月甘夏と、
半年間のみかん販売が続いてきましたが、
バレンシアは、一年の販売サイクルの最後の柑橘なんです。
これが一年の締めくくりだったんです。
一、これがそのバレンシア・オレンジの木です。
バレンシアは、小田原と相模湾の背景が綺麗でしょう。
このバレンシアを収穫終えたんですが、これから11月までは、
11月の早生みかんの収穫までは、当方の柑橘類はシーズオフです。
ただし、今は梅雨の最中ですが、シーズンオフといっても、
この時期のみかん園は、いろいろ大変なんです。
二、今回、7月5日に草刈りをしていたんですが、アシナガバチに3か所刺されました。
これがその作業をしていた畑です。
小屋のすぐ上あたりは、草もなくきれいでしょう。園主さんが管理しているわけです。
当方は、その上の中ほどから上の林までを、今季からですが、その草刈りをはじめだしたんです。
援農の方の協力をえて、前々回に中ほど、前回はさらにその上と、草刈りをしたんです。
前に草刈りしたところが、この間の雨で雑草が復活しだしていたんで、
援農者の協力を得て、草刈りをしながらカミキリムシ対策の基幹塗布をしていたんです。
カマで基幹まわりの草取りをしていたんです。
その時、アシナガバチに二か所刺されちゃいました。
おかげで、左瞼をやられて、「お岩さん」をきたしました。
刺されたことで蜂の存在に気がついたわけで、まったくの後の祭りでした。
おそらく、その近くで、アシナガバチの巣作りが始まってたんでしょう。
三、今回の7月初旬の畑仕事は、優先の課題はカミキリムシ対策でした。
この6月下旬から7月の間は、カミキリムシの動きに要注意なんです。
せっかくのみかんの木が、基幹部分を加害されると、完全に枯らされちゃうんです。
だから、みかんの木の基幹周りの草取りして、防虫剤を塗布しなければならないんです。
この6月に入って、カミキリムシを9匹も見つけているんですよ。
これまでは、全体の草刈りに追われて、基幹を塗布することまでは、手が回らなかったんです。
そのために、この2年くらいの間に、みかんの成木の林が、完全に消滅してしまいました。
「枯れてくる木を見るたびに、がっかりしちゃうよ」
と園主さんは肩を落としますが、私も同じです。
だから、防虫剤を塗布しようとしてるんですが、まだその途中なんですが、
その作業をしていて、アシナガバチに刺された次第です。
草ぼうぼうで、みかんの枝が密集していると、
それが傘のようになって、アシナガバチが巣をつくりやすくなるんですね。
まだ5センチくらいの小さな巣ですから、気づかずに近づいちゃうことがあるんです。
蜂の方は、自分たちの巣を守るために、近づくものにすぐに戦闘モードにはいりますから、
今回の様な「泣きっ面に蜂」、しかも3か所も、といった事態をきたしました。
この時期の作業は、汗びっしょりにさせられますが、
草刈りの難行苦行の一点に集中するだけじゃなくて、くたびれ切っているんじゃなくて、
やはり、まわりの動きに、カミキリムシやアシナガバチなどの動きに、
よく注意することが必要なんですね。
まだまだ、草刈り・塗布の作業は続いていきますから。