ミョウガとブルーベリーの朝市
7月15日(土)朝、東京・多摩市の永山団地で、朝市をひらきました。
今回の品は、ミョウガとブルーベリーでした。
梅雨明けが近いんじゃないでしょうか、
天気は曇りなんですが、チョット動くと蒸し暑く、汗びっしょりになります。
梅雨最中とはいえ、晴れれば真夏日で、7月12日(水)には八王子で39.1度を記録しました。
そんな中での表仕事ですから、大変なんです。
みかん園のある小田原・早川は、「宝の山」でして、
これが今回収穫したミョウガの畑です。
ちょっと前までフキの畑だったんですが、今や完全にミョウガ畑に変わりました。
今の時期、みかん畑の手入れ作業ですが、
なんと言っても、カミキリムシ対策の基幹塗布と、そのための草取りです。
草刈り前のみかん畑です。
ここだって、今季に入って2回は草刈りしたんですが、
梅雨の雨と強い日差しの下で、たちどころに畑全体が草だらけになってました。
基幹の周りは、肥料を撒いたせいか、とくに繁茂してくるんですね。
これじゃぁ、基幹の周りの様子はわかりません。
基幹を狙っているカミキリムシの様子がわからないわけです。
園主さんが言ってました。
「やはり根回りの草取りをしっかりして、基幹をきれいにしておかないと、
カミキリムシやアシナガバチの動きがわからない」、と。
「草刈りの仕方が甘い、もっと丁寧に草刈りをしないと、
これじゃぁ、一雨降ると、すぐに草が復活してきて、ヘトヘトになっちゃうよ」、と。
今回は、3人の援農の人が来てくれました。
まずは、みかんの木の回りの草刈りです。
次に、基幹の回りの草取りです。
こっちは、カマをつかって、根絶やしの草取りです。
ひとりでやっていると、草刈り機での草刈りだけでもやりきれませんから、
とてもここまでは、丁寧な草取りが出来なかったんですね。
カミキリムシ対策なんか、出来なかったんですね。
だいたい、この畑だけだって、みかんの木は苗木も含めると60本くらいもありますから。
一人で作業した場合は、5本くらいすませると、もう完全にヘトヘトになっちゃうんですね。
それが今回、3人であたったら、1時間くらいで20本くらいが済んだんです。
しかも、完ぺきな草取りが出来ました。
雑草も根絶やしですから、そう簡単には復活できないはずです。
やはり援農の力は大きいですね。
それのあるとなしとでは、みかん畑の手入れは、月とスッポンです。
ここに未来があるんですね。
この7月にめざしているのは、みかん畑のすべての木を、
それぞれを、次のような状態にしたいんですね。
白いのはカミキリムシ対策で、『ガット』という薬剤を、基幹塗布したあとです。
これならカミキリムシの動きもすぐにわかりますし、
雑草が復活してくるのに、ある程度の時間がかかるわけです。
その間に、他の場所での作業や、周辺整備する時間も出てくるわけです。
まだまだ、この7月中は、この草取り・塗布の作業が続きます。
これをしておかないと、みかんの木は枯らされちゃうんです。
そして、これまでは、とてもここまで手が回らなかったわけです。
なんとしても、これ以上の枯れ込みの発生を抑えたいと思っているわけです。