先週の日曜日の午後、狭山丘陵にちょっとだけ行って来ました。
ハンノキの花が咲いていました。
ハンノキ(榛の木)
カバノキ科ハンノキ属
赤茶色に見えているのが雄花です。
写真ではよく分かりませんが雌花は雄花の花柄の近くに付いています。
今頃、12月から2月にかけて花が咲き10月頃には下の写真のような実が生ります。
ハンノキの緑の実
ハンノキは根に共生している放線菌が空気中の窒素を取り込み窒素化合物をつくるので肥料木といわれています。
それで開墾の意の古語「墾(はり)」が古名「榛の木(ハリノキ)」となりハンノキになったようです。
子供の頃は外国の本をよく読んでいるとハンノキが度々登場することがありました。
子供心にどんな木だろうと憧れを持って想像していたのですが狭山丘陵にもあったんですね♪
実際ハンノキはケルト民族の神話に登場しウェールズの守護神ブランの木とされているそうです。
何かロマンチックですね・・・ハンノキという名前の響きも好きです。
狭山丘陵にて 12月6日撮影