野の花ではなくてかつては健康野菜として一斉を風靡した植物です。
狭山丘陵では初夏のこの時期に淡い紫色の花を咲かせているのを見かけます。
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
ムラサキ科 ヒレハリソウ属
若い頃はこれが身体によいとされ、何度か食べたような記憶もありますがいつの間にか身体に悪いといわれるようになり、栽培されることもなくなりました。
アルカイド系のどくをもっているようですね。
その一部が草原に逃げ出し、命を永らえ細々と子孫を残しているようです。
しかし、花序の形は先端がくるんと巻いて、濃い紫色のツボミを持つこの形は、巻散形花序、さそり形花序などと呼ばれるムラサキ科の特徴ともいえる形態だそうです。
かなり魅力的な形ですね。
この花も外国から連れてこられて打ち捨てられた植物なんですね・・・
狭山丘陵にて 5月28日
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このところ天気が不安定でにわか雨がよく降ります。
明日はやはり雨・・・