|
カテゴリ:絵本
この日は某社にて絵本の打ち合わせだった。
今回は,前回の打ち合わせをもとに,各見開きのセリフと説明を含めてストーリーを再構成することになっている。 それを打ち合わせの1時間半前にメールで送らせていただく。 到着すると,既に担当のSさんがその各シーンをコマわりとして作成してくれていた。 仕事が速い!と内心驚く。 それで頁数との関係からコマ割の微調整をしたり,本のサイズや,形(正方形か長方形)等を決めていく。 その後,Sさんといろいろ話をするが,フィーリングがあっているので絵本以外でも話していて楽しい。 一緒に仕事をする人ととのフィーリングって大事だと思う。 先日,北大路書房から出す『科学の剣 哲学の魔法』のカバーを作成する際にも,それは実感した。 いつも担当していただいているsekiさんと僕の“感じ方”はかなり似ているので,「これだとあれですよね,もうちょっとここをこうした方が良い感じになると思うんですよね」というかたちで,意思疎通がかなりうまくいくのだ。 基本的にそういう方の“感じたこと”は,“僕が感じたこと”と相似形なので,安心して“お任せ”することができるのである。 そして,sekiさんがそうした意味で信頼するデザイナーのS谷さんは,これまた僕らの望むイメージをもとに膨らませてくれて,とても感じのいいカバーを作成してくれる方である。 『科学の剣 哲学の魔法』も,sekiさんとS谷さんのおかげで,自分自身「これはいいものができたな」と心から納得のいくカバーを作成していただくことができた。 それはとても有り難いことであり,また嬉しいことだ。 絵本もそんな風になりそうな気がするので,今から楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/29 08:01:52 PM
[絵本] カテゴリの最新記事
|
|