カテゴリ:カテゴリ未分類
「両手をグッと握ってください」
「そして、人差し指だけを出してください」 ここで、指と指の間を開けます。 「真ん中をジーッと見て。ジーッと見ていると、指と指がくっついてきますよ」 「ほらっ!そのままピタッとくっついてしまいます」 「ほ~ら、くっつきました」 これって、催眠ではなくて、観念運動です。 観念運動とは、人間の体の構造上そうなってしまう動きの事です。 ですから、指と指がくっついてしまうのは当たり前なのです。 ほとんど、95%の人が反応します。 当たり前なので、催眠の本では 「知っている人にこれをやるとバカにされますよ」 とよく書いてあります。 この誘導を、やめた方がいいという感じで書いてあります。 私はこれを、全否定します。 「掛けてください」「お願いします」という言葉をもらった私は、まずこの誘導をします。 ほぼ失敗しない事は分かっているので、楽なものです。 するとどうでしょう! 「うわっ!!何これ」 「すごい、すごい!!」 とほとんどの人は、びっくりしてしまいます。 たまに「これ知ってる」という人はいますが、いても10人に1人いるかいないかです。 この誘導には、大きなメリットがあります。 一つは、「催眠術に掛かった」と思わせる事ができる事です。 ほとんどの人は、催眠術を経験した事がありません。 そして、「私は、催眠術には掛からないだろう」と思っている人がほとんです。 しかし、この経験をする事で「自分も催眠術に掛かるんだ」と思わせる事ができ、催眠術への興味がグッと強くなるのです。 掛かりやすい人なら、これだけで深いトランス状態に入る人もいるぐらいです。 この時の、相手の反応の大きさでも、どれぐらい掛かりやすいかとう判断をする事もできます。 私、「安藤美姫」って、去年の11月ぐらいに初めて知りました。 まあ、あんだけテレビでやっていたら、いやでも覚えてしまうのですが・・ 私みたいな人って、結構いるんじゃないかと思います。 確かに、有名な人だとは思うのですが、それはその世界の人であったり、興味がある人の中だけであって、世間には以外と知られていなかったと思います。 「指と指がくっつく」のも所詮、催眠の世界にいる人や、興味のある人の中で有名なだけであって、ほとんど世間で知られていないのが現状です。 それよりも、こんなに簡単で、かつ効果のある誘導をしない手はないと思います。 「掛けてください」「お願いします」 の次は 「すごい!!」「何これ!!」 という、相手が驚く言葉を引き出すのに、全力を注ぎます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|