アルスト用ヒーターは使えるのか?
ネットで知ったのだがアルスト(アルコールストーブ)を暖房に使うためのヒーターが人気なのだそうだ。こんなのだ。トランギアタイプのアルストに乗せて遠赤外線効果で暖をとる。しかも手のひらサイズの超小型軽量だ。数年前から人気に火が付き現在入手困難。世の常で中華製のコピー品が大量に出回ってるらしい。(;´∀`)このところ忙しくてこの手の事から離れていたのだがちょっと気分転換にからかってみる事にした。(笑)ちなみに、ストーブと言えば石油ストーブを想像する方がほとんどだと思いますがアウトドアではストーブは調理器具。いわゆるコンロの事。暖房器具の事はヒーターと言います。さて、前述の超小型ヒーター。本物は大人気で定価6000円程度の物が場合によると1万円以上で取引されているとか(偽物は2000円位で普通に売られている)流石にこんな物に6000円とかは考えられないので手持ちの物でなんとかしてみる事にした。これだぁ。コールマンヒーターアタッチメント。もう20年位前から持っている物。本来はガソリンストーブに乗っけて暖をとる物だがこれをアルストに乗せれば同じ事ではないか?やってみた。普通に良い感じ。ただ、アルストを覆う感じになるので反射熱やらが心配ではある。机の下の足元に置いてみた。かなり暖かい。暖房機部としても十分使える。こりゃ、アルストだと馬鹿にしていたがマジで使えるぞ。(;´∀`)が・・・・・その後、こんな事に。最初に心配した通り、反射熱でアルストが加熱されて熱暴走状態。いや、これはマズい。しかも、この状態では火を消す事さえできない。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!燃料切れを待って回収するとヒーターの裏には煤が・・・・・・・こりゃ不完全燃焼しとるな。おそらく一酸化炭素も発生しているに違いない。危ない危ない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・気を取り直して、今度はバーゴヘキサゴンウッドストーブを使ってみた。ストーブとヒーターの間に程度な感覚があるし何より途中消化や火力調節も思いのままだ。思ったとおりバッチリです。かなり暖かい。正直、暖房として使えると思う。最初、なめてかかっていたが、アルスト暖房はけっこう使えるという結論に達した。ただ、問題がない訳ではない。暖房時間が10分程度しか持たないしアルコールをガバガバ消費する。持続時間に関してだが野外で暖をとる(手を暖める)には10分程度で充分。テント等の幕内ならこれほどの火力はいらないので、火力を下げれば倍は持つ。アルコールのコストだがこんなのをポチってしまった。なんと4リットルで千円ちょっと。アルコールをガバガバ燃やしても気にならなくなった。(笑)ってな訳でアルスト暖房。・・・・使えます!ちなみに、テント等の幕内で上記の行為は火災や一酸化炭素中毒等多くの危険があります。すべて自己責任ですよ。(;´∀`)