社長の仕事を目の前で学ぶ
更新時間 3日後の22:50 第1回書き込み(H16. 2.21(土)22:50)【もくじ】 1.今日の日記「他社の経営者を間近で見て」 2.日経ベンチャー2004年2月号「FACE/ザ・経営者」より 3.19日(木)の日記予告〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓18日(水)はISO関係の打ち合わせ会に出席してきました。審査会社経営者と企業代表者・管理責任者との懇談会でした。審査会社からは社長が出席され、説明会の後は、意見交換会を行うというものであり、「料金が他の審査会社と比較して高額である」等の厳しい意見が出ていて、「なかなかたいへんだなぁ」と思いながら聞きました。審査会社の社長さんは、見た目的に「切れ者」という感じではなく。普通のおじさん風でしたが、見た目の印象とは違い、とてもしっかりとした応対をされました。説明がうまくて、前職は大学の教授をしておられた方かな、と思ったのでした。意見交換会の後は、懇親会も行われるとの事でしたが、欠席して帰りました。一倉定先生の著書を読んでいる私としては、「社長自らが顧客先に出向いて、直接、意見を聞く場をつくっているのだな」と、勉強させてもらいました。誉め言葉というのは、全くなく。厳しい意見ばかりでしたが、それを受けて、これから改善されることを期待します。〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓日経ベンチャー2004年2月号「FACE/ザ・経営者」より八百八町社長 石井誠二氏「めげない『髭面の赤ん坊』」「帰ってくるなり私の目の前に顔を押し付けるようにしてくるので、何だか気持ち悪いなとは思ったんですけど・・・・・・」そうは言っても、恵子さんもじきに夫の顔の変化に気が付いたことは言うまでもない。が、そのことについて恵子さんは夫に何も聞かなかったという。「主人は家では仕事の話は一切しませんし、私も仕事のことは聞かないということでずっとやってきていたので、この時も何も聞かなかったと思います。何かあったんだろうなとは思いましたけど」そんな奥さんの何気ない一言が、起業家・石井誠二復活のきっかけを作ることになるのだから面白い。「たまにホテルに行ってカクテル飲んだりすることがあるじゃないですか。そういうお店が家の近くにあったら、気楽に行けていいのに……と、何かの拍子に女房が言ったんですね。ああ、そうだなと思ってね。それであれこれ考えてみたわけ」「生活者」「家庭への回帰」「ホームバー」「小規模商圏」「地域密着」「人作り」--妻の言葉を反芻しつつ、来るべき21世紀を見据えて石井さんが紡ぎ出した新しい居酒屋のキーワードである。これらのキーワードを足したり掛けたりしている内に、「店を基点に周囲1km以内の生活者の茶の間」という新しい居酒屋のコンセプトがひらめく。それを形にしたのが「八百八町」である。実際の店舗経営に当たって石井さんが一番重視しているのは、「人作り」だ。それは、「居酒屋はサービス業だ」という信念に基づく。サービスの質を決めるのは人であり、突き詰めて考えれば店作りは人作りであり、居酒屋を経営することは人を育てることに行きつく……というのが石井さんの持論だ。八百八町は早ければ2006年の株式公開を目指しているが、その狙いも人作りにある。「石井学校を卒業した子のために石井誠二が店を建ててやって、彼らに経営を委託する。その資金を調達するために株式を公開しようと思っているわけ」株式を公開し、公開会社の社長を1期だけ務めたところで、経営の第一線から離れる。そんな青写真も石井さんの頭の中では既に出来上がっている。「2006年に公開して、社長を1期務めると67歳くらいか。ま、ちょうどいいんじゃないですか」ちょうどいいというのは、それを節目に新たなことをはじめるのにちょうどいいという意味である。「これは面白いということをやりますよ。計画はある。まだ言えないんだけど」そう言って後の言葉を飲み込み、髭面の赤ん坊とでもいうような無邪気な笑顔で笑うばかり。 (終了)〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓【予告】2月19日(木)の日記は、その日の出来事&学びについてを予定。◆書き込み予定時刻◆H16. 2.21(土)23:30頃です!