理研が、STAP細胞を作ることはできなかったと発表した。まあ、そうやろうなあ。できた方がびっくりだと思うよ。多分みんな。
STAP自体はもうどうでもいいんだけど、それにしても、この1年のSTAP騒動って結局なんやったんや?と思う。小保方さんって結局何をしたんやろう?
あくまで素人がテレビや新聞の説明を見て感じたっていうレベルの話だけど、多分・・・多分彼女の実験は、ものすごくずさんなものだったんだろう。ただ、それはそれとして、そのことを、あれだけの大人数の、しかも一流の研究者が見抜けず、世界的に権威のある雑誌に発表するとこまでもっていってしまったことの意味することがずぽっと抜け落ちてるような気がする。
でもそれよりなにより、私が気になるのは、結局小保方さんって何やったの?っていうこと。これじゃあ、何年か前の、ips細胞を使って心臓手術したって発表した訳のわからんおっさんと一緒ちゃうの?200回以上作成に成功したって、涙を浮かべながら記者会見ではっきり言い切った姿は、あの城崎出張を追及されて、少子化と~高齢化は~と言いながら号泣したなんとかって議員をお上品にしたのと一緒ってことやんなあ。一体、なんで小保方さんはあんなことを言ったんだろう?
ただのほら吹きの変な人、ですませるには、人が一人亡くなられてるという事実が重すぎる。個人とか理研を攻撃するってことじゃなくて、STAP発表までの経緯なんかを考えないといけないと思うけどなあ。