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カテゴリ:居酒屋情報
昨日は学生時代からの気の置けない友人たちと三軒茶屋「赤鬼」で忘年会。彼らと会うのは一年に数回になったけど、会えばバカばっかりやってた学生時代へ邂逅します。 学生時代は「色気?何それ美味しいの?」状態だった我々も今や家庭を持ち、立派な一家の大黒柱。しかも全員子供は女の子ということもあって、早速子供自慢大会開催(笑)。いやはや大いに盛り上がりました。 さて、赤鬼。赤鬼といえばやっぱり十四代でしょう!ということで酒は十四代祭状態。ざっと頼んだ銘柄はこちら。 本丸×n 本丸(ぬる燗)×1 赤鬼PB×n 新本丸×1 純米槽垂れ×1 純米吟醸雄町槽垂れ×1 龍月×1 姿 純米吟醸無濾過生原酒×1 (nは何杯頼んだか覚えてないため割愛) そうそう、マッチング会の賞品もいただきました。琵琶の長寿 純米大吟醸 生 です。ありがとうございました。 合わせた肴はおまかせの刺身盛り合わせとその他。 ここは酒もさることながら刺身が本当にうまい。ちょっと高いけど値段以上の価値あるうまさ。 お酒で面白かったのは新本丸と純米槽垂れ、純米吟醸雄町槽垂れかな。 あれ?もう新酒?と思ってラベルを見せてもらったら06.12.7の文字が。 もしや、と思って確認すると、なんとそれぞれ18BYの生熟成もので、赤鬼店長が大切に寝かせていたお酒とのこと。こんなお酒を飲める機会は滅多にないですよね。しかも運良く封切りでいただいちゃいました。 特に新本丸の一年熟成は興味深い。正直いって十四代生酒の純米以上にあるあの吟醸香は熟成によってよく変化する気はあまりしないけど、新本丸のあの果実感が熟成をかけることでどう変化するのかすごく気になってました。ただ、新本丸の熟成酒なんてあるとは思ってなかったので、自分で寝かせるしかないかと諦めていたのに。まさか飲める機会に巡り会えるとは。さすが赤鬼! で、肝心のお味ですが、あの押し寄せるフレッシュ感あふれる果実感は後退し、若干の生ヒネを伴って甘味が増しておりました。純米、純米吟醸の生熟成もほぼ同じ印象。 無論これはこれで大変美味しいんだけど、一緒に頼んだ11月出荷の本丸を飲むと吹っ飛んじゃう。うわ!本丸うま!!って。 ていうかね、本丸うますぎ。この日はPBからスタートしたんだけど、PBもね、最初にこれだけ飲むと衝撃的なうまさなわけですよ。うわ!これうますぎ!!!って。 ところがその後本丸を飲むとPBが吹っ飛んじゃう。満場一致で本丸うますぎ!!! これはいかん、本丸優位を覆すにはこれしかない!ってことで龍月をオーダー。 龍月といえば愛山。十四代の愛山といえばこれは期待せざるを得ないですよね。特に純米吟醸の愛山はそれはもう抜群のおいしさでしたし。 で、超期待して飲んだんだけど、うーむ、龍月ってこんなもんだっけ?なんというか、すこしきれいすぎるような気がする。香りもあるし旨味もきれいだし素晴らしいお酒であることは間違いないんだけど、なんと本丸の方が美味しく感じる。しかも圧倒的に。ここに来ても貧乏舌全開(笑)。 とにもかくにも大いにうまい酒を飲みうまい肴を食べ、久しぶりの再会に大いに盛り上がって宴は終了。値段を一度も確認せずバンバン酒を頼みまくってたので聞くのが怖かったお会計は2万弱。いくらだったかはわからないけど熟成酒もそれほどお高くなかった模様。さすが赤鬼! 接客サービスもいいし酒もうまいし肴もうまい。やっぱり赤鬼はCSが高いなあと再確認した夜でした。また飲もうね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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